胸毛さん実は女でした。 (ページ32)

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story thirty one ページ32

～Aside～

朝起きたら志麻くんに抱きついていてびっくりした

なんでなんやろ......

だって一回目覚めた時は志麻くんに引っ張られて抱きつかれてそのまま二度寝した

僕からも抱きついたってこと？

いやいやいやいや
ぜーったいない！

何があっても認めんからな？

ピーンポーン

は？え？

誰か来た？

志「んお？誰やろちょっと行ってくるな～

あ！念のためにカツラは被っときよさかたん昨日明日も遊ぶ言うとったし」

『は、はい！わかりました』

僕が返事をしたと同時に玄関へと向かっていった

さてとウィッグ.......ウィッグっとあった

地味に長い髪の毛を束ねていつも通りウィッグを被った
この部屋には鏡ないし

いちいち洗面所に行くのもめんどいからスマホのカメラ機能を使っておかしいとこはないかと確認する

大丈夫そうだ

あとは........

あ！靴下履かんと！靴下履いてあれ入れんと身長が！

急いで昨日志麻くんに渡された靴下の中にシークレットインソールを入れ
履いた

多分これで大丈夫

ってまってまってまだあった.......

胸！サラシ！昨日ゆるーくつけただけやからバレる

服脱いでサラシとって付け直さんと！

てか志麻くん遅いな～

まあそっちのほうがええんやけどね？

いしょっと

服着なおしてっと

よし！今度こそ大丈夫なはずだ

ウィッグ完璧
サラシも大丈夫
靴下もおっけー

よしこれでいつうらさかが来ても大丈夫や

さー！ばっちこーいやで♪