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35 治療 ページ37

握った手をしっかりと持ちアダムを抱えた


ルシファー「A」
貴方「ん?」
ルシファー「そいつを、どうするつもりなんだ?」
貴方「どうするつもりって、彼はもう私の弟子になったんだよ、今から教育をして立派に育てるよ」
ルシファー「!?」
貴方「安心して、迷惑はかけないようにするから」



そう言って皆んなの前から姿を消した




取り敢えず、自室に戻りアダムの手当を施した



貴方「さてと次は…」



アダムをベットに寝かせ私はまた移動をし



次の場所へと辿り着き



ゆっくり苦しんでいる彼を見つめた



アラスター「!?」
貴方「私が来るのに驚いているのかい?アラスター」
アラスター「A!?」


驚いた彼にゆっくり近づき


傷口に触れた


アラスター「ッ!!」
貴方「我慢しなよ」


傷口を縫い包帯で固定をした



アラスター「なぜ此処へ…」
貴方「怪我人がいるからかな?まぁ、私にも分かんないけど」
アラスター「……そうですか」



アラスターは悲しい顔をしているが、少しだけ嬉しそうな気持ちが溢れていた



貴方「はい、終わったから さっさと皆んなの場所に戻りなよ〜」
アラスター「A!」



パシッ



貴方「?」



アラスターは私の腕を掴み、私をじっと見つめた



貴方「どうかした?」
アラスター「何故、あんな性格になったのです?俺ではアナタを幸せに出来ないから?それとも、俺がアナタの弟子を辞めたから?」
貴方「…」



まるで捨てられた子犬のように震えるアラスターをじっと見つめ



貴方「私がこんな性格になった事に君は関係ない」
アラスター「!」
貴方「ただ私は、昔のままではいけないと思ったからだ」



目を見開くアラスターに対して



貴方「それだけの事なんだ」



そう言ってアラスターから離れまた移動した
















アラスター「A…」



居なくなったAの名前を呟いてから



早く…


この契約から抜け出して…



彼女を…



Aを俺のモノにする



そうすれば…



アラスター「ずっと側に居られる…」

36 古い弟子と新しい弟子→←34 チャンス



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モチ吉(プロフ) - glicoさん» コメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです😁 (5月9日 7時) (レス) id: 057baa2507 (このIDを非表示/違反報告)
glico - 久しぶりの更新ありがとうございます!面白いですぅ❗ (5月6日 22時) (レス) @page40 id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
モチ吉(プロフ) - オンブルさん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえてとても嬉しいです☺️楽しめるように更新頑張ります!! (5月5日 9時) (レス) id: 057baa2507 (このIDを非表示/違反報告)
オンブル(プロフ) - モチ吉さん» すごく好きで毎日楽しく読ませてもらってます!更新頑張ってください! (5月4日 23時) (レス) id: 8c99440ad0 (このIDを非表示/違反報告)
モチ吉(プロフ) - glicoさん» 逆に毎回コメントをしてくださったり、見ていただきありがとうございます!!更新頑張らせていただきます!! (4月17日 0時) (レス) id: 057baa2507 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち吉 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2024年2月26日 7時

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