狐の悪魔は憧れの存在【ハズビンホテル】

25 法廷 ページ27

数時間後


法廷が開かれ、チャーリーとヴァギーと共に用意された席に座った


チャーリー「ねぇ！A見て！すごく綺麗！」
貴方「そうだね〜全部売ったら高そうだな〜」
ヴァギー「A本気じゃないよね？」
貴方「え？本気じゃないよ〜」


なんて無駄なやり取りをしていると


チャーリー「やだぁ…嘘でしょ…またあの人いる〜」
アダム「やぁ〜ベイベー！私の上司にチクッたな！卑劣な小娘」
貴方「あれ？チャーリー アダムと知り合いなの？」
チャーリー「一応…えっ！？Aアダムと知り合い？」
貴方「まぁ、そうだね〜 やぁアダム！元気そうでよかったよ！」


上にいるアダムに片手をあげて挨拶すると



アダム「A！お前の事は後だ！待ってろ！」
貴方「待つ気ないから別にいいよ〜」


なんて会話をしていると


セラ「今日集ったのは、地獄の魂が天国の基準に達するほど、ハズビンホテルで構成できるのかどうかを見極める為です プリンセス モーニング・スター」
チャーリー「ありがとう セラフィム」


そう言ってチャーリーが話そうとしたら、アダムが遮った


辞書の引用をしてはいけないと言われ、チャーリーが戸惑っていると


アダム「まともな証拠があるんだったらさっさと見せろ！」
チャーリー「ウチには常連客がいて、その人は素晴らしい成果をあげています」
アダム「誰？」
チャーリー「エンジェル・ダスト」
アダム「あー！そう！あのポルノ男優か 確かにしっかり更生している！べーっ！！」
貴方「…アダム 詳しいんだね〜 だったら、天国に行ける基準教えてくれないかな〜？」


意地悪するアダムに私が問いかけると


アダム「あー…そ、そうだな…」
貴方「あれ？もしかして、知らないの？」


追い討ちをかける様に言うと


セラ「大丈夫ですか？アダム」
アダム「ちょっと時間をくれ！」


そう言ってアダムは紙を取り出して、何かを書き始めた


アダム「ん！よし！」
ヴァギー「"自分本位をやめ、盗まず、大物に反抗する"アンタこれ本気で言ってんの？」
アダム「あー！まぁな！私はそれでここに来た でしょセラ？」
セラ「天国に来た初めての人間よ」
貴方「初めてなら、分からないんじゃないのかな〜？」
アダム「う、うるさい！」
チャーリー「今だって！エンジェルは基準通りの行動を取ってるわ！」
アダム「じゃあ、見てみようぜ！お嬢ちゃん！」


アダムはそう言って地獄の映像を見せた

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