狐の悪魔は憧れの存在【ハズビンホテル】

13 ゲーム ページ14

ゆっくりヴァレンティノの方を向き


貴方「ヴァレンティノ少し屈んで」
ヴァレンティノ「？」


ヴァレンティノを少し屈ませてゆっくり近づき


ぎゅっ


ヴァレンティノ「！？」
貴方「はい、お終い」



一瞬だけ抱きしめて、離れた


ヴァレンティノ「はぁ！？あれだけか！？ふざけんなよ！」
貴方「ご褒美なんてただの一瞬に過ぎないよ それに君はまだ、すぐにキレたりするのが、残っているからね〜」
ヴァレンティノ「アンタにキレたりしてないだろ！」
貴方「私にキレたりしてなくても…部下にしているのは知っているよ」
ヴァレンティノ「…」


ヴァレンティノは少し黙った


貴方「もし、君が良い子で誰にも怒らずに過ごせたら さっきよりも長く抱きしめてあげるよ」
ヴァレンティノ「じゃあ、勝負しようぜ」
貴方「！どんな勝負？」
ヴァレンティノ「俺がもし一日中怒ったりしなかったら、Aを一日好きにしてもいい なんてのはどう？」
貴方「…君がもし怒ったら？」
ヴァレンティノ「その時は、俺を好きな様にして良いぜ〜」
貴方「ん〜……まぁ、ゲーム好きだしいいよ〜」


なんて安易に答えると


ヴォックス「おい！！？A！？何約束しているんだ！？」
貴方「おや、ヴォックス また見ていたのかい？」
ヴァレンティノ「あれ？A 見てるって知ってたの？」
貴方「カメラがずっと追いかけていたからね」
ヴォックス「見ていたのは見ていた けど、その前に！！何故あんな約束をした！？」



急に現れたヴォックスは怒りながら私に説教をしてきた


貴方「ゲームって楽しいから〜」
ヴォックス「楽しいから〜じゃねぇ！！もし、負けたらどうするんだ？」
貴方「負けたら、ヴァレンティノと一日中一緒にいるだけだよ？」
ヴォックス「それがまずいのが分からないのか！？もし負けたらお前の初めてはヴァレンティノに奪われるんだぞ！？」


負け前提で話しやがる…


ヴァレンティノ「えっ！？初めてなの？」
貴方「経験ゼロ」
ヴァレンティノ「darling優しくしてやるからな〜」


ヴァレンティノは舌なめずりをしはじめた


貴方「あのさ〜、2人とも私が負ける前提で話してるけど…ゲームで負けた事ないからね〜」
ヴァレンティノ「へぇ〜俺に勝つつもり？」


ピンク色の煙が私の体に纏わりつき、ヴァレンティノの方へ向かせていく

煽るヴァレンティノに


貴方「ハハッ……逆に勝てると思ってるの？」



煽り返す

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