地獄の修理屋は皆に愛されています

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ルシファーの羽の温もりでAは体が温かく感じてきた


貴方「…」
ルシファー「落ち着いたかな？」
貴方「…えぇ…」
ルシファー「それはよかった…」


落ち着く彼女をルシファーは優しい瞳で見つめ


そっと頭を撫でた


貴方「……アナタって地獄の王なんだよね？」
ルシファー「ん？あぁ、そうだよ」
貴方「…地獄に似合わないくらい…綺麗な羽なんだね…」
ルシファー「ハハッ 私は元々天使だったからだよ 今は堕天したけどね」
貴方「…」



Aはマジマジと羽を見つめて触っていた



貴方「堕天しても、こんなにも綺麗だったら私の中ではルシファーは天使だな」
ルシファー「！？」



言葉にするAの顔をじっとルシファーは驚いた顔をして見つめた



貴方「何？」
ルシファー「いや、、ただびっくりして…」
貴方「……褒められ慣れてないんだね…」
ルシファー「えっ！？いや、別にそういうわけでは…」
貴方「私と一緒だね」フッ
ルシファー「！！」


Aがルシファーを見つめた目が深い青色から真っ白な瞳に変わりそして、更に色が変わった



その色がとても金色に輝いていて



ルシファー「綺麗だ…////」
貴方「？」



美しすぎて思わず口に出してしまった



ルシファー「A！教えてくれ！君の瞳は何故色々と変わるんだ？」
貴方「さぁ？地獄に来てからこうなっていた…私の気分次第で色が変わる」
ルシファー「ほぉ…では、今金色なのはどういう感情なのだ？」
貴方「今までなかったから……分からない」
ルシファー「じゃあ、今どんな気分？」
貴方「今は……嬉しい？楽しい？そんな感じ？」
ルシファー「！そうか！Aは嬉しいと目を金色にするんだな！」
貴方「まぁ…そうかも」


ルシファーはAを更に喜ばせたく何か考えていると…



ルシファー「A！君は本が好きかな？」
貴方「本？」
ルシファー「あぁ！きっと君も好きになるだろう！」


本を受け取り不思議そうに本を見つめた


最初は興味なしで、観ていると


徐々に顔を変えて目を大きくし


本に夢中になっていた


ルシファー「気に入ってくれたかな？」
貴方「こんなにも面白いなんて初めて知った！」


目を輝かせながら、ルシファーを見つめた

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