34 なんこう鍋 ページ35
みんなで『なんこう鍋』を食べているときに
杉本「アンタらその顔ぶれでよく手が組めたな…特にそこの鶴見中尉の手下だった男…一度寝返った奴はまた寝返るぜ」
杉本は尾形という男に向かって言った
尾形「杉元…お前には殺されかけたが俺は根に持つ性格じゃねぇでも今のは傷ついたよ」
嫌な空気が流れる中
牛山「ところでそこのフードの男は誰だ?」
杉元「あ!そっかAさんのことは知らないのか」
貴方「…土方歳三は知っているんじゃないのか…」
私は土方を睨みながら言葉を出した
土方「あぁ…龍から聞いたからな」
貴方「何?」
土方は少し口元を上げて私を見てきた
永倉「二人だけで会話せずワシらもわかるように話してくれ」
貴方「……私はまだ信用していないから全ては話さない」
永倉「そうか…なら先に名を名乗ろうワシは永倉新八だ」
牛山「牛山辰馬だいい女がいれば俺に紹介してくれ」
家永「私は家永です!!」
尾形「……」
永倉「尾形も名乗らんか」
尾形「俺は顔も見えない奴は信用してないからな」
尾形という男はそう言って肉を食べた
この流れでは自己紹介するしかないか…
私はフードを取りみんなを見た
牛山「!!」
尾形「!?」
永倉「!!」
家永「やっぱり美しい!!////」
貴方「名はAだ…信用していないからこれ以上は何も話さん」
そう言ってからまたフードを被り直した
牛山「Aさん 一発俺としてくれないか?」
貴方「は?」
白石「おい!!Aちゃんにそんな事言うなよ!!」
杉元「Aさん絶対一人になったらダメだからね!!」
二人は私を牛山から隠すような動きをした
貴方「そんなことよりも今後はどうするんだ?」
土方「いずれにせよ坑内に月島軍曹の死体が無いか確認するまでは夕張から動けんが死体が無ければ絶対に判別方法を見つけなくてはならなくなる」
家永「私…思い当たる人物がいます」
永倉「贋物を見抜けそうな人物が?」
家永「熊岸長庵という男」
貴方「…」
家永が言った人物は偽札作りを行なっていた囚人らしい
その男は月形の樺戸監獄にいる
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もち(プロフ) - kaedeさん» 教えていただきありがとうございます! (8月11日 19時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
kaede(プロフ) - 初コメ失礼します。杉本ではなく杉元ですよ (7月30日 21時) (レス) @page5 id: 426304659c (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!オチはまだ未定でして決めるときにアンケートを取ろうと思います。その時に尾形百之助に入れてください!もしオチで別のキャラになりましても個人的に番外編とかで書かせていただくと思いますのでご安心ください (2022年12月19日 14時) (レス) @page38 id: 516c3d1005 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は尾形百之助オチですか?できれば尾形百之助オチでお願い出来ますか?お願いします🙏 (2022年12月19日 11時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 柏さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいでぇええす!! (2022年9月30日 8時) (レス) id: db5f320a20 (このIDを非表示/違反報告)
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