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逃げてから数時間歩いていた時にいい感じの洞窟を発見しそこで日々を過ごした
怖がらせてしまう為なるべく人間を避けて生活を繰り返した
誰とも会話をせず
暗い洞窟の中で過ごしていた
大丈夫…
1人でも…
生きていける…
今までだってそうだった…
私は…
大丈…
「カァア!」
貴方「!?」
下を向いていた顔を上げると…
鴉がこちらを見つめていた
貴方「鴉……」
こんな洞窟の中に何故鴉が?
そんな事を思っていると…
「やっと見つけた」
貴方「!!」
聞き覚えのある声が聞こえ
そちらの方へ顔を向けると…
貴方「煉獄…様?」
煉獄「…」
煉獄様がいた
貴方「何故ここに…」
煉獄「君を探しにきた」
貴方「私を?」
煉獄「あぁ…」
貴方「…」
煉獄様は私をじっと見つめてからゆっくり手を差し出してきた
煉獄「帰ろう A」
優しい声と優しい笑顔を私に向けている煉獄様をじっと見つめてから
貴方「…それはできません」
煉獄「!?」
私は断った
煉獄「何故だ?」
貴方「探してくださった事はとても感謝していますですが、私は鬼です…鬼は人間と一緒にはなれません だからお帰りくださ…」
理由を話して断ろうとした瞬間
ギュッ
貴方「!?」
煉獄「俺は君が鬼でも一緒に居たい!!」
急に抱きしめられた
貴方「煉獄様?」
煉獄「君が目の前から消えた時……初めて絶望をした」
貴方「!」
煉獄「もう何をしても心がからっぽの様に感じた…」
煉獄様は震えながら私を抱きしめる力を強めた
煉獄「数日が経ったある日だ…鬼が出たと情報が入ってきた」
貴方「!!」
煉獄「鬼の情報を聞いてAだと確信はないが、俺はすぐさま探した 君が生きているのだと思いながら」
貴方「…」
煉獄「そして、やっと会えた…」
貴方「煉獄様…」
煉獄「A…俺は君を1人にさせない」
煉獄様の顔はとても優しい顔をしていた
貴方「何故そこまで私に?」
煉獄「俺が君を好きだからだ!」
貴方「え…」
煉獄「他の誰よりも俺は君を愛している!君がどんな姿であろうとも!俺は永遠に君を愛する 約束するA」
貴方「!!」
その言葉を聞いた瞬間
私の目から涙がこぼれ落ちた
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#ふあしろ。 - ブルーロックに一票入れさせていただきます。とても面白かったです!また新しい物語?ができたら教えて下さい! (4月15日 17時) (レス) id: 2d057ba096 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷゆ会社 - 呪術廻戦に一票いれさせてもらいます。 (4月15日 17時) (レス) @page22 id: 2d057ba096 (このIDを非表示/違反報告)
バリスタ(プロフ) - コメントありがとうございます!ワンピースに一票入れておきす (2023年4月21日 21時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
人外大好き(プロフ) - コメント失礼しますワンピースに一票お願いします (2023年4月21日 14時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
バリスタ(プロフ) - pv8OQI9Q1ZhagH7さん» コメントありがとうございます!ワンピースに一票入れておきます! (2023年4月18日 21時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
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