最強なのに隠にいます【鬼滅の刃】

28 ページ29

次の日


書かれた場所へ向かうとそこにはただの草原だけだったのだが…


貴方「！あれか…」



一本だけ青い彼岸花が綺麗に咲いていた


私はそれを引き抜き家へ持ち帰った


持ち帰ってから


綺麗だし飾ろうか…


でも、たまにしか帰れないから枯れてしまうかもしれないな…



そんな事を考えながらいると…



カァア！！


貴方「！」



家の外に鴉がやってきた


鴉「カァアア！！指令！！南ニ向カッテ下サイ」
貴方「え…私休暇中なのですが？」
鴉「人手不足」
貴方「…」



私は少し嫌な顔をしながら仕方なく母が昔使っていた巾着袋に青色の彼岸花を入れて持ち


隊服に着替え



刀を持ち



南へ向かった



・

・

・

・

・

・


指示された場所へ着くと仲間の隠と合流し怪我人の治療や破壊された物を片付ける作業に取り掛かった



任務が終わり屋敷の方へ皆んなで帰った



貴方「はぁ…」
隠「どうしたの？」
貴方「いや、休みが無くなったのでショックを受けています」
隠「まぁ、でも仕事だから仕方ないよ」
貴方「めんどくさい…」



そんな会話をしてから数日後


屋敷にたどり着いた


後藤「あれ？お前休暇じゃなかったのか？」
貴方「休暇ですけど、人手不足という事で戻ってきました」
後藤「お前めんどくさがりだけど、仕事は丁寧で速いからな〜」
貴方「どうも…」



適当に返事をして床に座りお茶を飲んだ



後藤「そんな事よりもお前平気なのか？」
貴方「何がですか？」
後藤「遊郭からの出来事だよ！お前は早く帰ったからわからないだろうけど、あれから炭治郎達全然目覚まさねぇんだぞ！」
貴方「あの人たちならきっと目を覚ましますから大丈夫ですよ」


ズズーッ



お茶を飲むと


後藤「呑気にお茶飲んでる場合かよ！！柱もボロボロだったのにお前だけピンピンしてるなんてヤベェな！！」
貴方「耳元で大きな声出さないでくださいよ…」
後藤「大きい声出すわ！！」



後藤さんからの大きな質問に私は適当に返事をしながらお茶を飲みその場から逃げるように去った

29→←27

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す