最強なのに隠にいます【鬼滅の刃】

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妓夫太郎side


コイツまだ刀を振りやがる馬鹿が先刻だって俺の頚を斬れなかったくせになぁああ


餓鬼を見ていると急に額のアザが濃くなっていった


！！顎から鎌が抜けねぇ


徐々に刃が頚を斬っていく


まずい…


いや、でも妹の頚が繋がってりゃあ


まずこっちを始末…


その瞬間俺はふと思った


そういえば、あの女の姿が見当たらない


何処に…


貴方「言いましたよね…お気をつけてくださいって」
妓夫太郎「！！」


俺の背後に女が現れた



そして、刀が俺の頚に刺さった



早く円斬旋回を…



ザンッ！！



俺の頚と妹の頚が斬られる音が鳴った



妓夫太郎side終了



同時に鬼の頚を斬った



これで終わった…



帰れる…



そんな事を考えていると



ヨロッ


貴方「！」



体制をよろけてしまった



貴方「ゴホッ…」



口から血も出てきた



毒がまた回り始めたのだと体はわかった



それでよろけてしまった



目も霞んでくる



私は取り敢えず起きようと顔を上げると…



宇髄「 」
貴方「？」



宇髄様が何かを言っている



何を言って…



宇髄「逃げろーーッ！！」
貴方「！」


宇髄様の声と同時に鬼の体からまたあの技が飛び出した



もう庇えるほどの体力はない



いつもよりも仕事をしているせいだ…



眠い…



もうこれ以上めんどくさいことはしたくないな…



目を閉じようとしたが…



あれ？



お館様休みくれるって言ってたよな…




休みの日って…




明日だ…



貴方「！恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ」



私は攻撃を斬りなんとか防いだ



貴方「…あぁ…疲れた」



そう言って膝をついた



血が地面にポタポタと落ちる



落ちる血をじっと見つめていると



禰󠄀豆子「むー」
貴方「？」



竈門禰󠄀豆子さんが私の方へやってきた



貴方「どうかされましたか？」
禰󠄀豆子「うー」
貴方「？」



竈門禰󠄀豆子さんは私に触れると



ボッ



貴方「！！？」



赤い炎が私に身に纏った



そして、炎が消えると…



貴方「毒が消えた？」



血も止まり目の霞も消えた



禰󠄀豆子「む〜」
貴方「…ありがとうございます 竈門禰󠄀豆子さん」
禰󠄀豆子「！」ニコッ



礼を言うと竈門禰󠄀豆子さんは私に笑いかけてから向こうの方へ歩いた

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