【ONEPIEC】海の上【ロー】 (ページ8)

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島への準備ページ8

ペンギンはシャチに任せて俺は一足先に食堂と思われる場所へ向かった。

ロー「ペンギンとシャチは。」

(人1)「ペンギンを運んでる。」

ベポ「え、ペンギン負けたの！？」

俺が黙って頷くと、2人は驚いていた。まぁ、そりゃあ異世界から来た奴が？

しかも一般人が？海賊のクルー倒せる筈がないもんな。しかもハートの海賊団だぞ？

シャチ「お、お待たせ～。」

ペンギン「すまねぇキャプテン。俺負けた…。」

と、海賊としてのプライドなのか酷く落ち込むペンギン。

ロー「お前、向こうで何かやっていたのか。」

ローの言う向こうとは、異世界…俺が元居た世界だろ。

(人1)「いや、無職の一般ピーポーの一人だ。だが、一ついえる事がある。
　こっちの世界は重力が然程ないのか、空気の抵抗がないのか…。よく解らないが
　体が軽い。元々運動神経よかった俺に体が軽いとは…笑わせてくれる。」

その後、勿論おにぎりを食べ、俺はローの部屋にいる。

(人1)「…次の島で色々買い揃えたいんだが…俺に配られる金はいくらだ。」

ロー「……10万ベリー。」

10万か…。あっちの世界だといいけど、こっちの世界だといっぱい金使うからなぁ。

刀だけでもけっこうするし、服で２万ベリー。楽器は…安くて3万はするだろうな。

となると、残ってるのは5万ベリーか。

ゾロが5万5万で刀2本買おうとしたけど5万じゃ買えないつってたからなぁ…。

(人1)「楽器は後回しか…。」

ロー「楽器…？」

(人1)「…俺、1回声優目指したことあんだ。…声優つっても知らないか。
　アニメのキャラの動きに合わせて声をいれる仕事だ。」

ま、声優の仕事でアニメの仕事は1割程度だがな。

(人1)「声優は肺活量が大事。だから鍛えようと思って楽器を買った。
　元々楽器は好きで、3年間そういうところに入ってた事もあったし、好都合だった。
　だから、楽器を始めた。…だけど、声優のためってだけじゃなくて、
　楽器を吹く事が楽しくなって…。だから、楽器から離れなれねぇんだ。」

ロー「…5万ベリー増やすか？」

(人1)「いや、いいよ。食費だって何だってあるだろ？」

それだけ言って、明日も修行だから寝る。と言い寝た。

寝る場所は床。布団も何もないからな。ベッドを使うのは少し抵抗がある。

部屋の主をさしひいて俺がベッドを使うことになるからな。

つか、翌々考えてみれば、まだ仲間にもなってない奴に10万ベリーも出すか…？