【ONEPIEC】海の上【ロー】 (ページ20)

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いつもの光景ページ20

普通なら処分は即ﾀﾋ刑が出されていただろう。

(人1)「それから、俺は人生をやりなおしたいと思い、何処かの会社に入ろうと思った。
　だが、何処に行っても同じ。町を滅ぼした罪は重く、どの会社も俺を選んでは
　くれなかった。一人称が俺なのも会社の恥じだ。とか言ってさ。」

俺は、何時もそうだったのかもしれない。この世界の恥じだったのかもしれない。

(人1)「でも、俺は頑張った。2・3年も俺を採用してくれる会社を探した。
　だが、見つからなかった。もう俺を受け入れてくれる会社はないと判断し、
　家に引きこもった。そして朱に出会い、お前らに辿りついた。」

これが、俺の今までだ。そう言うと、皆は静まり、ただただ沈黙が訪れた。

すると、キャプテンが急に立ち上がり、こちらに向かってきた。

俺は一瞬ビクついたが、キャプテンは俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。

ロー「よく言った。」

ただの言葉でその一言だけなのに…俺には十分で…。俺を泣かすのにはその一言で

十分だった。

ペンギン「それは、悲し泣きか？それとも嬉し泣きか？」

そう優しくきくペンギンは、何時もの固い雰囲気じゃない。柔らかい雰囲気だった。

(人1)「勿論…嬉し泣きだ！」

そう言うと、「こいつ～！」と褒められて嬉しいのかシャチが梅干をしてきた。

…名前だけだとキャプテンが嫌いな食べ物だがなｗｗ←

(人1)「いたいいたいいたい！！シャチ、お前俺はこれでも23歳なんだからな！！」

そう言うと、シャチの手がピタリと止まった。

周りを見ると、誰一人として動かない。どうやら、衝撃的すぎて固まってるようだ。

(人1)「20歳で刑務所から出て2・3年間仕事探したって言っただろ！そんな童顔か！」

ベポ「あ、そうだった。いや、背的に…」

(人1)「あっちの世界では平均身長だ、白くま！それに俺は女だから背低くていいんだ！！」

ベポ「白くまですみません…。」

シャペン「打たれ弱っ！！」

その何時も漫画で見る光景に笑ってしまう俺。壁にもたれかかってるキャプテンも

薄っすらと笑っている。シャチもペンギンもベポも理解したのか、全員で笑った(微笑んだ)。