【ONEPIEC】海の上【ロー】 (ページ17)

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重なる事件ページ17

店員「お、見事半額！君運いいね。じゃあ、2万円だよ！」

よっしゃ!!クラリネットゲット！

(人1)「～♪」

ロー「上機嫌だな。」

(人1)「あぁ、小さい時に戻ったみてぇだ。」

俺が吹奏楽をやっていたのは中学生の頃だ。

「か、か、か、海賊だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

2人「！！」

まさか、シャチ達…？いや、そんな野蛮じゃない。つまり他の海賊か。

(人1)「なぁ、俺がやっていいか？」

ロー「死なないならな。」

(人1)「じゃ、お前の刀借りる！それと服とクラリネット頼む!!」バッ

俺はすぐさま戦いに参加して、海賊を斬って行った。そして俺の存在に気がつく

相手の海賊共。

(人1)「てめぇらの…肉ものこらねぇと思え。」

敵海賊「！」ゾクッ

それは俺が近くの奴に斬りかかる時だった。

海賊「うわぁぁぁぁ！！やめろ、やめてくれぇぇぇぇ！！！」

(人1)「!!!」

俺はそのままソイツを斬った。その瞬間、俺の意識とは関係無しに体が動き始めた。

声も出せない。どうしてだ…？どうしてあの事件と重なる…。

グチャ

俺は刺したまま刀をねじったり、顔をぶった切ったり…。残虐行為をした。

そして…海賊が全滅した時には、俺の体は血だらけで…本当にあの日と…あの事件と

重なった。この後俺がいう言葉…それは…

(人1)「あーあ、つまらない。」

この言葉だった。何故…？こんな行為は二度とやりたくはなかった。

二度と、残虐行為をして「つまらない」と言いたくなかった。

そう思っていたら、俺の体がいう事をきいた。

ロー「…。」

(人1)「あっ…」カランッ

そうだ、キャプテンが見ていたんだ。

血塗れの町…。血塗れの俺…。そして冷たい人の体。何もかもが一緒だった。

これを見ていた一般人も騒然としている。

(人1)「っ！」ダッ

俺はその場の空気に耐えられずに、走り出した。

もう…二度とあんな事はしないと決めたのに……。くそっ！

俺は町のはずれにある森に逃げた。ここならキャプテンも来ないだろう。

そのまま闇へ逃げるように俺は眠りについた。