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爆弾事件 ページ6

事件発生でした。
私は現在事件に巻き込まれている。


「どうしてこうなったのかしら」

キョトンとする私はこのマンションに出前に来ていた。
実はお得様がこの高層マンションに住んでいるらしく届けに来たのだけど。


「これってまずいわね」

大勢の住人が避難している真っ最中。


「えーと…」

「住人は避難したはずじゃ…!此処は危険だ!早く出ろ!」

偶然出くわした爆弾処理の皆様。
さて私はこのままどうなるか。


前世でも途中退場した私はようやく静かな暮らしを手に入れたのに、これはない。


「おいどうし…えええ!何で一般人がいるの!」

「すいません、出前の帰りでして。どうしましょう」

「つーか、何で冷静なの?状況解っているの君!」

一応解っているつもりだけど。
この状況はかなりまずい状況だわ。

「どうしましょう萩原さん」

「とにかく、この子を避難させよう…それからだ」


私の腕を引き急いで避難し非常口から降りて行くと。



ドカーン!!



「え?」

「あら」

爆弾は爆発した。


建物は崩壊するもののなんとか無事だった私達。

間一髪とはこのことを言うのね。



「萩原ぁぁぁぁ!!」

「げっ、松田!」

「お前生きていたのか!つーか何で一般人が一緒なんだ!」

胸倉を掴む松田さんと言う方は怒鳴りつける。


「あれだけ防護服身につけろって言っただろうが!!」

「いたた…マジ悪かったよ!この子いなかったらあの世行きだったし」

「謝って済んだら警察はいらねぇんだよ」


よし逃げよう。
ここで関わるとろくな目に合わないからこっそり気配を隠しそろりと逃げていく。



爆弾処理の皆さんは松田さんと萩原さんに釘付けで私は誰にも気づかれることはなかった。



「ただいま」

「お帰り」


私を出迎えてくれたのはこの喫茶店の看板ウサギことピーター。

そして私をこの世界に転生させた人物でもある。


「さっそく巻き込まれたね」

「ねぇ、知っていたの?」

「偶然だよ。まぁ必然かな?」


どうあっても私は巻き込まれてしまうのかと思いながらも私は悪あがきをする。


今度こそは健全で平穏な暮らしをするべく!

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ゆきな(プロフ) - この作品面白かったです!松田さんは…ドンマイ!です!-w俺は警察だ〜と言うときに警察手帳見せればいいのに-w抜けてるのかな-wこれからも無理せずに頑張ってください!この続きを楽しみにしています! (2019年3月20日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです。松田さん災難ですね、サングラスかけてたらやくざっぽいですもんね♪ (2019年3月18日 20時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ししゃも | 作成日時:2019年3月17日 18時

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