プロローグ ページ2
私が小さい頃読んだ童話のお話。
不思議の国のアリス。
平凡な日常に退屈していたアリスが時計を持ったウサギに導かれ不思議の国に行くというもの。
物語は夢に満ち溢れていて大好きだった。
でも不思議の国は危険がいっぱいで私だったら穏やかで平凡な生活を望む。
平和が一番だし。
失ってみて初めて気づくものだってあるんだから。
「ん?」
十字の交差点。
満月の夜の日だった。
ドンっ!!
「えっ…」
すれ違いに誰かにぶつかる。
ポタっ…
赤い雫が落ちていく。
それが私の血であることに気づくのに時間はかからず。
「アハハハハ!やったわ…やっと目障りな女を。これでも彼も私を見てくれるわ!」
真夜中狂った笑みを浮かべるあの人を見ながら私は意識を手放す瞬間。
真っ白な満月と一緒に見えたのは。
白いウサギだった。
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ゆきな(プロフ) - この作品面白かったです!松田さんは…ドンマイ!です!-w俺は警察だ〜と言うときに警察手帳見せればいいのに-w抜けてるのかな-wこれからも無理せずに頑張ってください!この続きを楽しみにしています! (2019年3月20日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです。松田さん災難ですね、サングラスかけてたらやくざっぽいですもんね♪ (2019年3月18日 20時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ししゃも | 作成日時:2019年3月17日 18時