第二十話〜類は友を呼ぶ ページ21
大典太が加わったことにより、離れは今まで以上に賑わいを見せたが、現実問題とても狭い
「どうしよう、かなり窮屈だわ」
「そうだね、最初は僕と主だけだったしね」
髭切と二人だった頃が懐かしが現実問題寝る場所がない
「いや、それ以前に、何でアンタは布団もないんだ！こんなうすっぺらい布しかないじゃねぇか」
「大典太、君政府から何も聞いていないのかい？」
「なんだ？」
嫌な予感が迸る
お願いだから余計なことを言わないで
「主の妹に離れに追いやられてお給金は全部追剥のように奪われ落窪の君のように働かされあげく満足な食事も与えられていないんだよ？布団なんて手に入るわけないじゃない」
「なんだと…」
グラグラ！！
「わぁぁ地震！！」
またもやヤクザ顔負けの表情になる大典太は怒りのあまり霊力を暴走させるが本当にこの離れが木っ端みじんになるからやめて欲しい
「なんて嘆かわしいんだ…主は名家の姫であるというのに」
「えっ？」
「本来ならばもっと大事にされてしかるべきだと言うのに、こんな生活をしいられるとは」
一人落ち込む大典太
一応旧家生まれえの私は世間ではお嬢様になるけど、一族ではかなり粗末な扱いを受けていたので今更のような気がする
「とりあえず、そこで落ち込むの辞めてくれる？鬱陶しいから」
「主、容赦ないな」
「うん、でも僕もこんな大典太見たくなかったな」
顔はごつくて怖いけど中身はかなり善人なんだけど、誤解を受けやすい
「俺が来たからにはこんな生活を強いるわけにはいかない」
「ここの生活も慣れれば快適よ？」
加賀での生活が恋しくないかと言われれば痛いけど、加賀でも貧乏暮らしまっすしぐらだったし
「姫、前の本丸ではどんな暮らしをしていたの？」
「確かに、貧乏生活に慣れている素振りだったね」
貧乏、貧乏と言わないで欲しい
「自給自足で家畜も飼っていたわね」
鶏や牛を飼って自給自足で生活をしていて
本丸には天然の温泉があって、自然に囲まれて生活していた
「私の本丸は刀剣男士が少なかったから、アットホームな雰囲気だったわ」
「少ないってどれぐらい？」
「えーっと七振りかな？」
「「「少なっ！！」」」
確かに香耶に比べれば少なすぎると思うけど
「私は量より質派よ」
数だけ揃えればいいってもんじゃない
少ないながらによくやってくれたわ
個性的な刀ばかり集まって来たのよね
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藤四郎(プロフ) - めっちゃ面白いです、更新頑張ってください！……鯰尾ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！いいぞもっとやれ← (2018年12月22日 16時) (
レス) id: 770379ee24 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - ユウさん» ええっ？！いいところで次の話まで待つのですか？！早く続きが読みたいです！！更新、頑張って下さい！！！！！！政府と妹に関しては監査に捕まればいいのにと思ってます。 (2018年7月8日 18時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
NaA - すみません、名前の所が途中から(さにわ名)になっています！！ (2017年11月29日 22時) (レス) id: 9e11f50eb6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜叉丸 - とても面白かったです！続きを楽しみにしてます(＾ω＾) (2017年11月9日 19時) (レス) id: 72359a84c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ○ちゃんさん» コメントありがとうございます！更新がストップして申し訳ありません！ (2017年11月1日 22時) (レス) id: 8f35720166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2017年10月4日 18時
