【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん［弐］

第51訓 ページ8

『…なぁ桂』

桂「何だ？」

『私バイト紹介しろって言ったよな』

桂「あぁ、良い職場だろう？」

『いや攘夷なんて誰が予想するんだよ！』

桂「ちょうど人手が足りてなくて困っていたのでな

A殿には前からスカウトしていたからちょうど良いと思ったのだ」

『マジかよ……

…ちゃんと給料出るか？』

桂「勿論だ

銀時とは違うからな」


おーおー言われてやんの

流石ちゃらんぽらん


『…やるよ、一時的にだけどな』

桂「！本当か！？

すまぬなA殿、助かった」

『けど具体的に何すれば良いんだ？』


そうだな…と考えた素振りを見せた桂は答えた


桂「A殿には情報収集に回ってもらおうと思う

お主は潜在能力が高いからな」


…まぁ、自分で言うのも何だけどそこは結構高いと思う

桂って結構相手の事ちゃんと見てるよな

その点ちょっとお兄さんって感じがあるかもな

実際此処の男共と話してる中で一番気楽に話せるし


『分かった、情報収集だな』

桂「ただ幕府と鉢合うケースも多々ある

特にA殿は真選組と面識があるから気を付けるべきだ」

『だよな

あいつらに遭遇したら面倒事になる未来しか見えねぇ…

色々迷惑掛けちまうと思うけどとりあえず宜しく』

桂「分からない事があればいつでも聞いてくれ

では早速行くぞ」

『今からか！？ほんと早速だな』

桂「…いやその前にやらねばならない事があるな

A殿、悪いが今から着替えれるか？」

『え？構わねぇけど何で？』

桂「お主自身は気付いてないかもしれないが意外と有名人なのでな

少しイメチェンした方が良い」

『ほぉ…なるほどな』


有名人だった事に驚きだがよく考えたら何だかんだで色々してたからな

特に来たばっかの頃とか

イメチェンか…

んなさらっと言われても中々出来ねぇんだけど


桂「これを」

『？これに着替えんのか？』

桂「あぁ、悪いが男装という事になるから髪は束ねてくれ」

『バレねぇのか？』

桂「イケメンも顔負けのお主なら問題ないだろう」


ごめん桂

私女だからイケメンって言われても嬉しくねぇわ←

ま、そのまんまよりかはマシか

とりあえず着替えよ

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