【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第4訓 ページ6

あ、そうだ

せっかくだからちょっと聞いてみよう


『あの、この辺りに不動産のお店ってあります？

私此処に引っ越してきたばかりで家探さないといけないんですけど』

銀「あ、そうなの？

不動産屋からあっちにあるけど、俺も行くわ」

『えっ？いやいや、一人でも大丈夫ですよ』

銀「俺がAと一緒にいたいからいいの！

てか銀さんも連れてって！」


何だこの大きい子供は…

いきなり俺も連れてけと駄々こね始めたぞ

つか、さっきまでちゃん付けだったくせに

急に呼び捨てに変わったし

周りの目が痛いので仕方なく了承する事にした


『分かった、分かりましたから！』

銀「え、マジで？

Aちゃんふとっぱら〜大好き〜」


こいつ……(＾ω＾＃)

しかしどうやら彼のお迎えが来たみたいで、それは無理なお願いと化した


新「ちょっと銀さん何やってるんですか！」

神「テメーふざけんなよ依頼私達に押しつけやがって！」


見事に綺麗な飛び蹴りが彼の顔面にクリーンヒットした

うわ、痛そうだな…

ん？じゃああの二人…新八と神楽か！？

マジで？何か登場早くね？

もしかして江戸って意外と狭い？←


神「ほらとっとと行くアルよ」

銀「離せ神楽っ！

俺はこれからAと不動産屋に行くんだ！

離せェェェェ！！」

新「すいません、迷惑かけちゃって」

『いやいや全然気にしてないので平気です』

銀「A！お前からもこいつに言ってくれ

俺達一緒に暮らすって約束しただろ？」

『いやそんな約束した覚えねぇけど！？

あっ、えっと…やだな坂田さんったら〜

そんな約束微塵もしてないでしょう？

ほほほほ…』


あまりにも衝撃的過ぎてつい素が出てしまった

大丈夫かこいつの脳みそ

変な記憶が植え付けられてっけど←


─おーい、聞こえてるか〜─


……なぁ、なんか聞こえるけど

アレだよな、幻聴だよな？

じゃなかったら結構やべぇぞ

脳内に直接聞こえてきてる感じなんだけど


─おーい、Aちゃん聞こえてます〜？─


やっぱり何か聞こえるんだけど！！

しかも思いっきり名前呼ばれたし！

あ…けどこの声聞き覚えある

多分あいつだ

神ってのはテレパシーも出来んのかよ


─あ、聞こえてるっぽいね

そこの道をあぁ曲がってこう曲がった先にいるから一旦集合〜─


いや何処だよそれ！

ちゃんと説明しろや！！

…あいつ絶対もう切っただろ←

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