13話・どうしよう? ページ14
寧々視点
カラスが鳴き始める頃。
花「行方不明?ふーん…」
なんて興味無さそうに言う花子くん。
こっちは一大事なのにっ!
寧「ふーんじゃないのっ!花子くんてば、朝もお昼も居ないんだもん。結局こんな時間になっちゃって…」
花「まー俺も忙しくてね。ケーサツに届けたら?」
呑気ね…!勿怪ちゃんと花札しながら話すなんて。
寧「それがおかしいの。お花も机も…葵の持ち物全部失くなってるし、みんな葵なんて子知らないって言うの!」
その時
光「花子ーーーッッ!!!」
ずかずかと歩く源くん。 すると、花子くんの服を引っ張った。
光「テメー!うちの組の横尾と佐藤どこやった‼テメーの仕業に決まってやがる‼ミョーな怪談流行らせやがって!なんで誰もあいつらのこと覚えてねーんだよ‼」
寧「それって…!」
葵と全く同じ状況じゃ⁉
すると、花子くんは咳払いをし
花「消えた生徒に階段のウワサね…。確かにそれなら心当たりがある」
寧「葵はどこに行っちゃったの?」
貴「異界に連れて行かれたと思うよ」
さっきまでずっと傍観していたAちゃんが、口を開いた。
貴「この学園には、異界に通じる七つの場所があるの。あの階段はその一つ。葵ちゃんや、光が話していた男の子達も、異界に連れて行かれただろうな」
花「キサラギよく知ってるね〜」
待ってっ、二人で話を進めないでっ
寧「異界…?」
花「境界っつってねー、生きた人間が迷い込むと存在ごと消えちゃったりするのさ。ヤシロたちみたいに、にちょっとトクベツな人間は影響受けなくて済むみたいだけど」
へ〜…
光「境界…兄ちゃんから聞いたことがあるぜ。境界は此岸と彼岸…二つの岸辺を繋ぐ海で、そこは行く宛のない死者と怪異と、誰からも忘れ去られたモノ達の世界だって」
花「そのトーリ。博識じゃん少年」
花子くんが笑う。
でも、葵たちは助けてられないの…?
寧「そっ、そこに行った人はもう戻って来れないの…?」
思わず弱気になってしまう。
今の私の顔、きっと真っ青だろうな…
↑この話から、文字数制限ギリギリまで描きまーす!
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リズ - 333333333333333333333333333333がいいです! (2021年7月26日 14時) (レス) id: 9d2bd42706 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 (2021年7月5日 17時) (レス) id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
我妻 凛生 - 私も、2番がいいです。(推し) (2020年12月17日 14時) (レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - 2番がいいです (2020年7月23日 0時) (レス) id: ef741216de (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - 2番がいいです (2020年7月23日 0時) (レス) id: ef741216de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふわ | 作成日時:2019年8月25日 13時