霊感少女と地縛霊［地縛少年花子くん］ (ページ23)

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18話・ミサキ階段其の三ページ23

貴方視点

ハサミが寧々ちゃんの首元を切ろうとしたその時

バッ

花が寧々ちゃんを捕まえて上手く避けた。

寧「は、花子くん！」

貴「下がっててねー」

ハサミのネジの所を思い切り足を使って蹴る。

理科で習う“支点”ってトコロ

すると、ネジはは取れていった。

貴「いたっ…」

つま先で蹴ったからめっっちゃ痛い！

ネジが取れたのでハサミはバラバラになっていく

寧「やったぁ！」

喜んだのもつかの間、バラバラになったはずのハサミはまた元に戻っていく。

しかも人形たちも私たちの足首を再び狙い始める

光「やってやらァ！」

光は封印された退魔具で人形を投げ飛ばした

花「さーすがァ」

そう言うと、花は私をお姫様抱っこした

貴「ちょ！」

花は笑うと、またハサミとの追いかけっこが始まった。

光はあの私と寧々ちゃんが集めたマネキンを持つと祠へ投げた。

マネキンは祠に入り、バタンと祠の扉が閉まる。

光「おーっし‼」

すると大きい扉が開いた。

扉の先は、また階段と人形があった。

貴「花抱っこしてくれてありがと…」

このお礼を言う前はずっと、花は私をお姫様抱っこした。

恥ずかしさは無視して私の足の痛みに気付いてくれたのかな…？

花「んーん、ダイジョーブ？」

貴「うん！」ニコ

まだ痛みはあるけど気にするほどじゃないし！

ジリリリン

また電話が鳴った。寧々ちゃんが取ろうとすると花が今度は受話器を取った。

？「左腕…あたしの左腕探してくださいな…

(省略します！ごめんなさい！)

急いでね、じきに「やぁ二番」

花が女の人が言い終える前に言った。

花「久しぶり。俺のこと…覚えてるよね？」

？「…じきに授業が始まるわ」

すると切れた。

また砂時計がガコンと音を立てぐるんと回った。

光「また腕探しかよ。めんどくせぇな…」

同感。

光「おい花子！なんか他にねーんのかよ！弱点とか…」

弱点、か…。それなら

花・貴「あるよ」

追記
花子くんの二巻が見つからないままなのですが、ネットの試し読みと私の記憶力を頼りになんとか書きました！

多分二巻の話は書き方が曖昧になると思います…

すみません…

それでも描きたいと思うので、励ましのコメント待ってます…！

↑夢主は単純なので応援コメントがあるだけで発狂する人です。