大人の本気 ページ8
side長谷部
演練の相手は本丸レベルが136と
うちより相当上だった
部隊は山姥切が隊長で骨喰、今剣、獅子王
太郎太刀に御手杵とバランスがいい
ゲートを潜り試合が始まると
相手はやはりチビ達を狙ってきた
獅子王により、膝丸が吹き飛ばされる
膝丸「っ...うあぁ！」
咄嗟に刀で防いだが、壁に打ち付けられた膝丸は
血を吐き出して地面に倒れた
髭切「！」
燭「膝丸君！」
燭台切が駆け出すがそれを許さない山姥切
青江は歌仙と共に骨喰と太郎太刀と交戦していた
よく見れば青江は歌仙を庇いながら戦っている
俺の相手は御手杵一人..早く倒して加勢にいくか
そう思っていた時、ふと背筋が凍る感覚がした
そしてそれは勘違いではなかった
「...髭切..？」
燭台切の側で俯いている髭切の背後に黒い靄の
ようなものが漂っていたのだ
山姥「なんだ？」
獅子「なんだろうが関係ない！」
相手の獅子王が斬り掛かろうと踏み出した瞬間
髭切「うぁぁぁぁあああああ！！！」
「っ！？」
叫び声と共にブワッと髭切から霊力が溢れ出した
子供の声は甲高いから耳が痛い..
燭「真剣必殺かな！」
青「遂にするのかい？...真剣必殺の事だよ？」
二人はやや興奮気味に言った
何故なら、チビ達は真剣必殺が出来ないからだ
真剣必殺が出来たチビは未だに一人といない
あれこれ言っている内に髭切は真剣必殺を発動し
あっという間に獅子王を戦線離脱させた
燭「今日はお赤飯炊かないとね！」
髭切「はぁ...はぁ..」
燭台切が笑顔で駆け寄ると、髭切は肩で息をし
そのままうつ伏せに倒れてしまった
「...疲れたのだろうな。髭切と膝丸は戦線離脱だ」
二人の身体は光に包まれ、ゲートの外へと消えた
「体制を立て直すぞ」
燭「オーケー、相手は残り五振りで、軽傷三名、重症一名...山姥切国広は、無傷だね」
「歌仙、少し下がっていろ」
歌仙「なんで？ぼくもやれる！」
「良いから、ここは大人に任せておけ」
食い下がる歌仙の頭を軽く撫で、背中を押す
青「もしかしなくても、お怒りかな？」
燭「アハハ、そりゃねぇ。髭切君が真剣必殺出来た事は確かに大きな収穫だよ？けど、それじゃあ割に合わないよね...長谷部君」
「何の事だ」
燭「キミの顔、怖いからさ」
苦笑して言った燭台切をチラと見て視線を相手に戻し、刀を構える
「言ってろ。元々この顔だ」
青「素直じゃないね」
燭「長谷部君らしいね。じゃあ僕が代弁するよ
..うちの子を傷つけた落とし前、きっちり返して貰おうか！」
それを合図に俺達は一斉に飛び出した
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
