実家 ページ29
うちは駅から遠いから、途中休憩を挟みながら歩いていく
大和守「のどかわーたぁ！」
宗三「おなかすきました」
御手杵「なぁー、あるじぃ」
鶯丸「だっこして..あるじだっこ」
鶴丸「いのししいたらな、おりぇな、やつける」
チビ達は疲れ始めて、駄々をこね始めた
だから連れてくるの嫌だったんだぞ
愛染「かえる！かえるいた！」
明「あーあー、国俊、道外れんといてや」
石切丸「もう、つかれたんだけどな..」
石「おいで、抱っこしてさしあげよう」
...他のチビ達もグダグダ
燭「主、ちょっと休憩しない？」
『けどさっきしたばっかだよな』
歌「そうだけれど、小さい子供達にとったら、この一本道はキツいと思うよ」
だってここしか道ないもん！
鶯丸「あるじぃ..」
ぺチョンと地面に座り込んでしまった鶯丸は
おそらくもう立てないだろう
仕方なく俺は鶯丸を抱き上げ、辺りを見渡した
『この大人数で休憩ってなると...』
俺の記憶の限りでは、ファミレスなどない
あったのはもう少し先にある丘くらいだ
『よし、もうちょいで丘が見えるはずだから、そこで休憩しよう。弁当もそこで食うぞ』
後ろに付いてくる皆に振り返り言うと
あからさまに顔色が明るくなった
日「おっしゃ、いっちょ頑張るか！」
次「アタシも疲れたよ..兄貴、おぶって」
太「自分で歩きなさい」
燭台切「はしぇべくん。はやいよ」
長谷部「だからー？」
一期「みんな、あと少しですよ」
厚「んん...つかれたぁ」
薬研「もうすぐだぞ、がんばるんだ」
五虎退「あしがいたいですぅ..」
粟田口のチビ達は限界かな..
すると、短刀達が粟田口のチビ達を背負った
薬「んじゃ、後は俺っち達に任せな！」
厚「兄貴の威厳って奴だな！」
乱「みんな寝てもいいからね」
前「しっかり休むのですよ」
粟田口、兄貴属性発動
一「私の弟達はこんなにもいい子なのです！
主殿！見ましたか！！」
それを見た一期が感激の涙を流し俺に言ってきた
『見ました。いい子ですね..』
とりあえず適当にあしらい、俺も足を進める
それから数十分歩き、昼休憩を挟んで数時間歩いた
『...久しぶりだなぁ』
実家に着いたのは、六時頃だった
チビ達はみんな、誰かの腕や背中で眠っている
三「ここが、主の故郷か」
鶯「なるほど...どこか懐かしいな」
二人は目を細めて微笑み言った
『本丸と雰囲気似てるからだな』
それに答え、俺は玄関へと向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 750人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
