約束 ページ28
あと少しで駅に着く..
俺は刀剣男士達を静かにさせ、座席に全員座らせた
『もうちょいで駅に着く。そしたら歩いて行く訳だが、歩道がないから広がって歩かない事！わかった？』
はーいと返事が聞こえたので、とりあえず良し
『海に行ったり、川とか山に行けるけど...そこで問題があった時の約束決めるからな』
加州「なになに？」
『まず、ほうれんそう！...分かる奴いるか』
その言葉にほとんどの奴等はポカンとしていた
ガタンゴトンと揺れる電車で、しばらくの静寂
が続いた後
鶴「わかった！」
元気よく立ち上がった鶴丸に皆の視線が集まる
そんな中、鶴丸は得意気に人差し指を立てて
俺に言った
鶴「ほうれんそうとはだな主！報告、連絡、
そして総攻撃！！」
「「なるほど！」」
『いやなるほどじゃねぇぞ！総攻撃じゃねぇ！』
ポンッと手を叩き頷いた大人達に突っ込む
勘弁しろよ...大人がこれじゃ心配だ
長「しかし主、総攻撃しなければ死んでしまいますよ？」
『全く濁りのない瞳で言うけど、お前ら一体何と戦うつもりなの？海や山や川に軍隊でもいる訳！？怪物でもいる訳！？』
長「遡行軍がいる可能性はあるかと」
『そうだね！！ごめんね！でも違うから！』
こいつらには付いていけねぇ..
数「ほうれんそう...この場合は食べるほうれん草ではなく、報・連・相と言うのです。意味は...報告･連絡･相談ですね」
とても涼やかな顔で言った数珠丸に殺意湧いた
知ってるなら馬鹿の前に言えよ...
『うん、まぁそういう事。じゃあ次』
気を取り直して全員を見渡し、
口を開こうとした瞬間
三「次はチンゲンサイか？」
それまで黙ってた三日月がホケホケ笑って言ったので、俺はキレた
『違ぇよ！！ただそれっぽい野菜言えばいい訳じゃねぇわ！』
三「じょーくだ。そう怒るな主よ」
困った顔で謝った三日月の隣で一期がハッとした顔で言った
一「なんと..違ったのですか」
『キミは純粋すぎるかな！チンゲンサイに意味はないよね！？』
一「珍味を元気に採食しましょうかと..」
『こじつけ！！』
真顔で言った一期の頭をひっぱたき、今度こそ
俺はもう一つの約束事を言う
『おはし、だ...いいか、これは』
同「お前を破壊し始末する」
意味を言おうとしたのに、今度はてめぇか！
『物騒だね！！てか違うから！』
和「俺の墓で死なないか」
『何処のプロポーズですか！？』
燭「お前を離さない死なせない」
『いっけめーん！..頼むからもう黙れ！！』
俺が本当の意味を教えられたのは
駅に着いてからだった
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
