◇Story193 ページ33
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「お疲れ様でしたー!」
「お、お疲れ様でした...」
今日もバイトが終わる。
いつもは相葉くんより先に私が上がるんだけど
今日は同じ時間にバイトが終わった。
時刻は、夜9時半
いつもより少しだけ遅くなってしまった。
「Aちゃん、もう遅いし送ってくよ」
「...え、ええ!?」
一緒に店を出ると、相葉くんがニコッと笑ってそう言った。
...え、いや...
「も、申し訳ないですよ...!」
だって、相葉くん...家遠いんじゃ...?
私はそんな遠くないし...っていうかむしろ近い。
「いやいや、Aちゃん女の子なんだから!」
相葉くん、かっこいいこと言う。
一瞬ドキッとしちゃったよ.....じゃなくて
「だ、大丈夫ですよ...? ここから10分くらいですし」
「でも...」
「あ、相葉くんが家に着く時間が遅くなっちゃいますよ...!」
さすがに申し訳なさすぎる。だって、9時半だ。
ただでさえ、相葉くんは家が遠いから帰るのに時間かかるのに。
相葉くんは"翔ちゃんに怒られるかな...いやでも一人で帰しても怒るよな..."なんて独り言ちている。
なんで櫻井くん...?
二人ともが引かないままそう言い合っていると
「相葉先輩?.....と水原さん...何してるんですか?」
例の、目が合うと睨んでくる(気がする)男子が出てきた。
この男子もちょうど上がったところらしい。
出てきて、私たちが二人で帰らないまま言い合ってるのを見て、不思議そうな声を出した。
「あ、祐希くん! 上がり?お疲れさま!」
「お疲れ様です」
「あのね、時間も遅いからAちゃん送ってくよって言ってるのに、いいって言うんだよ〜」
「え」
ちらり、と私を見るその男子。
...やっぱりなんか、睨まれてるような気がしちゃうんだよね...
「相葉くん、家遠いですよね...? 申し訳ないですよ」
「そんなの大したことないよ!」
「えー....」
どっちも譲らないから、平行的に話が進んでいく。って、進んではないのか。
そんな私たちの話を聞いているその男子は、私と相葉くんを交互に見る。
「...水原さん、って家どっちですか?」
「え.....えと...こっち、ですけど...」
少し低めの声で私に聞いてくる。
話すのは多分初めてだから、恐る恐る自分の家の方向を指さした。
すると、目の前のその人は
くるりと相葉くんの方に身体を向けて、言った。
「俺の家の方向と同じですね。じゃあ、俺が送っていきます」
.....え...?
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ＬＯＶＥ A.RA.SHI - もう少しで190話 いきますね♪ これからも頑張ってください！ (2016年11月23日 14時) (
レス) id: 722bb2ae1f (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - ストローさん» 初コメありがとうございます！ ちょっとソッチ系にしようか迷ったんですけどね笑 Part6作成しましたので今後もよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - 菜美恵さん» いつもいつもありがとうございます･:*+.\(( °ω° ))/.:+ どうなっていくのか！Part6作成したのでまたよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ストロー(プロフ) - 初コメです( ^ω^ )ストローと申します( ^ω^ ) 祐希くん、相葉さんを慕ってる派か〜…！勝手に祐希くんソッチ系だと思っていました(笑) もうpart6なんですね！早い！マイペースに更新頑張って下さい！(｀･ω･ ´) (2016年10月12日 0時) (レス) id: 5465b9f03e (このIDを非表示/違反報告)
菜美恵(プロフ) - こんばんは！祐希くん、そういうことだったんだと納得致しました｡でも、水原さんにとっては難しいですよね……｡どうなっていくんだろうと不安でいっぱいです。Part6も楽しみです！ (2016年10月12日 0時) (レス) id: ef62e078b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんでぃー
| 作成日時：2016年9月26日 1時
