◇Story163 ページ3
.
「それにしても翔ちゃん、頑張ったね」
「? .....何が?」
みんなが座ると、ふいに二宮くんが言う。
何のことかわからない様子の櫻井くんは首を傾げていて
それを見た二宮くんがニヤッと笑った。
「昨日めっちゃ掃除したんでしょ? 部屋が前と全然違うもん」
「っ! ニノ!! それは言わなくていいからっ」
「別の部屋かと思った(笑)」
二宮くんの言葉に慌てだす櫻井くん。
その慌てっぷりが少し面白かった。
もしかして、普段はもうちょっと部屋が汚いのかな...？
「へー、翔って片づけとか普段しないの?」
「.....まぁ、普段は」
「前来たとき、足の踏み場どこだって思ったもん」
「言わなくていいって!」
えー意外。
櫻井くん、そういう部分もあるんだ。
「もう...勉強しよ! ほら、やるよ!」
「ふふっ」
これ以上言われたくないのか櫻井くんがそう言う。
横から見たら、耳が少し赤くって。
...恥ずかしいのかな？なんて思ったり。
それを見て二宮くんは面白そうに笑っていた。
.
..
「ほら今度さぁ、体育祭あるじゃん？」
「なんだよ急に」
勉強始めて少し経った頃、
ペンを置いた二宮くんがいきなり話し始めた。
体育祭...？
そういえば...6月にあったような。
「みんな何出るの？」
「いまする話？(笑) 勉強するんじゃないの」
「飽きたぁ」
「早いわよ」
なんて話し始めれば
勉強にも集中できなくなるわけで...
私の手も止まってしまう。
「ほら、Aも手止まっちゃった」
「っ...」
...慣れない。
櫻井くんのA呼び。
もう何日も経ったけど、まだ、呼ばれると一瞬ドキッとしてしまうのだ。
「A、手止めると赤点取っちゃうよ」
「うっ...」
千晴ちゃんに言われてギクッとする。
...そうですよねー。
でもね、今数学やってるけど、全然分かんないんです。
それで集中力が削られていくんです...。
「ほら、ニノ。その話はまた後にしよ」
「ちぇっ」
「ニノってホント集中力ないくせに成績良いよねぇ...」
「何それ、二宮くんすご」
「ふっ、まあね」
「...その顔ムカつくんだけど」
「えっちょっ...そんなこと言わないで!」
...楽しい。
みんなでこんな風に話をするのが。
...って楽しんじゃダメなんだけどね...
勉強しないといけないんだけどね...。
「A、何かわかんない?」
.
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ＬＯＶＥ A.RA.SHI - もう少しで190話 いきますね♪ これからも頑張ってください！ (2016年11月23日 14時) (
レス) id: 722bb2ae1f (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - ストローさん» 初コメありがとうございます！ ちょっとソッチ系にしようか迷ったんですけどね笑 Part6作成しましたので今後もよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - 菜美恵さん» いつもいつもありがとうございます･:*+.\(( °ω° ))/.:+ どうなっていくのか！Part6作成したのでまたよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ストロー(プロフ) - 初コメです( ^ω^ )ストローと申します( ^ω^ ) 祐希くん、相葉さんを慕ってる派か〜…！勝手に祐希くんソッチ系だと思っていました(笑) もうpart6なんですね！早い！マイペースに更新頑張って下さい！(｀･ω･ ´) (2016年10月12日 0時) (レス) id: 5465b9f03e (このIDを非表示/違反報告)
菜美恵(プロフ) - こんばんは！祐希くん、そういうことだったんだと納得致しました｡でも、水原さんにとっては難しいですよね……｡どうなっていくんだろうと不安でいっぱいです。Part6も楽しみです！ (2016年10月12日 0時) (レス) id: ef62e078b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんでぃー
| 作成日時：2016年9月26日 1時
