◇Story161 ページ1
.
『智と仲直りしたよ、ありがとねAちゃん』
次の日の朝、
沙耶ちゃんは教室に入るなりそう報告してくれた。
前日よりもずっとずっと笑顔で
私の方も嬉しくなった。
"それは良かったです"と告げると、ニヤニヤしながら
『Aちゃんのことも応援してるからね』
と言われてちょっと恥ずかしかったけど.....。
.
..
...そんなこんなで、
「もうすぐテストだねぇ...」
「...ですね」
...テスト前。
明日から部活はないそうです。
...ヤバイ。本当に。
1年の時もやばかったけど、2年になって難易度上がってると思うんだよね。
これは...赤点取らないようにしないとですな...。
まぁ...
「二宮くんは大丈夫ですよねー...」
「何が？テスト？」
「はい...」
前、学年で29位取ってたもんね
下から数えた方が早い私とは大違い。
「まぁ、赤点とかは取らないだろうね。
水原さんはヤバイの？」
「ヤバイですよ.....」
すでに、数学がついていけていません。
どうしましょう。
「そういう時は翔ちゃんに聞けばいいんだってば。前も言ったでしょ」
「...まぁ、そうですけど.....」
いや、あの...
その考えは一応頭の片隅にはあったんだけど
やっぱどうしても...ねぇ？
櫻井くんも自分の勉強で忙しいだろうし...。
...たまに分からないのがあったら聞くかもしれないけど。
「...あ、そうだ。いいこと思いついた」
「へ？」
二宮くんが突然
悪戯っ子みたいにニヤリと笑って言った。
...え、何??
なんか...企んでます...?
「日曜日とか暇？勉強会しようよ」
「...え」
「翔ちゃんと俺と.....千晴ちゃん誘ったら来てくれるかな?」
「え、どうでしょう...って本当にやるんですか？」
「やろうよ」
え...
ていうか、櫻井くん二宮くん千晴ちゃんって
めちゃくちゃ頭良い人だらけなんですけど...?
私だけなんか場違い感...。
「いいじゃん。水原さん的には、教えてくれる人がいっぱいだよ」
「...そうですけど」
「あー、沙耶ちゃんと智くん呼ぶのもいいかもね？」
楽しそう。
...っていやいや、楽しんじゃだめだ。勉強会なのに。
勉強しなきゃいけないんですよ。
「どう？」
「.....いいんじゃないでしょうか」
まぁ、私的にはピンチなので助かるわけなんですが。
問題はみんなが良いって言うかですよね。
.
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ＬＯＶＥ A.RA.SHI - もう少しで190話 いきますね♪ これからも頑張ってください！ (2016年11月23日 14時) (
レス) id: 722bb2ae1f (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - ストローさん» 初コメありがとうございます！ ちょっとソッチ系にしようか迷ったんですけどね笑 Part6作成しましたので今後もよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - 菜美恵さん» いつもいつもありがとうございます･:*+.\(( °ω° ))/.:+ どうなっていくのか！Part6作成したのでまたよろしくお願いします！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ストロー(プロフ) - 初コメです( ^ω^ )ストローと申します( ^ω^ ) 祐希くん、相葉さんを慕ってる派か〜…！勝手に祐希くんソッチ系だと思っていました(笑) もうpart6なんですね！早い！マイペースに更新頑張って下さい！(｀･ω･ ´) (2016年10月12日 0時) (レス) id: 5465b9f03e (このIDを非表示/違反報告)
菜美恵(プロフ) - こんばんは！祐希くん、そういうことだったんだと納得致しました｡でも、水原さんにとっては難しいですよね……｡どうなっていくんだろうと不安でいっぱいです。Part6も楽しみです！ (2016年10月12日 0時) (レス) id: ef62e078b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんでぃー
| 作成日時：2016年9月26日 1時
