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[A]
やめやめ！東京でも言ったけど今くらい勉強のこと忘れようよ
[A]
あ、もう一枚写真あるんだよね。見る？
[学秀君]
……仕方ないから誤魔化されてやる
[A]
ありがと
[A]
【新幹線の車内の写真。カルマの膝の上で寝るAと、トランプを片手にもう片方の手でAの髪を撫でているカルマ。通路を挟んだ向かい側からのアングル的に恐らく渚か茅野が撮影したもの】
[学秀君]
おい何だこれは
[A]
間違えたごめん消して
こっち
【旅館の売店で土産を物色している四班女子の写真。目を輝かせたAと茅野がそれぞれ奥田と神崎の手を引いているところにカメラに気付いて四人の目がカメラを向いている】
[学秀君]
お前よりによって何で赤羽に気を許してるんだ
[A]
忘れて！記憶消して！
私も消したから!!
[学秀]
だからE組にいさせるのは嫌だったんだ！
駅でも拒まずべたべた触らせていたのだって気に入らなかったんだぞ僕は
[A]
あれは……寝不足で頭よく回らなかったっていうか……
[学秀君]
赤羽の前であまり無防備なことをするなよ
[A]
何で？そりゃ膝を借りたのは申し訳ないと思ってるけど……多分、学秀君が思ってるより赤羽君そんなに悪い人じゃないよ
[学秀君]
Aはお人好しすぎるんだ……あいつは悪影響にしかならない
それに、赤羽はお前に好意を寄せているだろ
[A]
まさか！ありえないよ
[学秀君]
Aはもっと自分が、こう……
[A]
何？
[学秀君]
いや、何でもない
とにかく、特に赤羽だがE組の連中に気を許すなよ
[A]
……考えとくよ
────────
「あーぁ……」
「浅野さん？ 何かありました？」
「んー、ちょっと……学秀君とチャットしてたんだけど、お怒りに触れたみたい……
赤羽君が私のこと好きだから気をつけろって。想像できないよね」
「えっ？ ……そ、そうですね。浅野さんはどう思うんですか？」
「赤羽君が私のことどう思ってるかって？ 嫌われてはいないんだろうなとは思うけど……」
「……けど？」
「多分あれは、
「……じゃあ、もし本当に、
「え、考えたこともなかった……でも、よっぽどこう……思いもよらないことが起こって、かっこいいところなんか見ちゃったら、ときめくのかもね」
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窓(プロフ) - 星咲夜空@スマホさん» コメントありがとうございます。糧とまで言われて本当に嬉しいです……！ 今までほどの更新頻度は保てないですがお付き合いいただけると幸いです！ (2021年9月4日 1時) (
レス) id: 1c42528565 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空@スマホ(プロフ) - 更新ありがとうございます。この作品の更新が生きる糧です、これからも無理のない範囲で頑張って下さいませ！ (2021年9月4日 0時) (レス) id: 2efeb2cec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：窓 | 作成日時：2021年9月2日 20時
