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15話 ページ18






クラスメイトから遠巻きにじろじろと見られながらコソコソされる、この空間に耐えられなくて私は英くんの所へ行こうと思い、教室を出て行った。




でも、英くんのクラスに近づいてきた時、今英くんの所へ行って何になるの?という考えが出てきて、来た道を引き返して1人で屋上へ行った。




だって、英くんにクラスのことを言ったところで英くんを困らせてしまうだけだ。




それにいつもお世話になっているのにこんな事で迷惑かけるわけにはいかない。




屋上に着いて空を見上げてみると、雲1つない青空が広がっている快晴だった。




今の私の心は色んな感情が混ざりあって、嵐の時のような濁った色だ。








「……私とは真逆だね。」







空に向かってそう呟いた時、自分の顔がいつもの気持ち悪い笑顔だったのか、英くん以外に見せたことの無い本当の顔だったのか、自分でもよく分からなかった。






ただ、1つだけ分かるのは、心に大きな穴が開いて言葉に出来ないほど痛いって事だけだった。

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りある(プロフ) - 美園さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです!まだお話は始まったばかりなので、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです(^ ^) (2019年11月11日 7時) (レス) id: 3eeed000d7 (このIDを非表示/違反報告)
美園 - とてもおもしろいです (2019年11月11日 5時) (レス) id: b24611d9b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りある x他1人 | 作成日時:2019年11月9日 12時

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