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20話 ページ21







次の日、天童さんに言われた通り私と若くんは朝ごはんを食べた後で駅前に向かった。





私たちが到着した時には既にみんな集まっていて、結局昨日いたメンバーが全員来ていた。





「お!全員来てるじゃーン!それじゃ行こっか!」





「え、どこに行くんですか?」





「んー、それは着いてからのお楽しみ!」





五色くんの質問にそう答えると、天童さんは私たちの背中を押して電車の中に乗り込んだ。




数十分電車に揺られ、そこから見える景色に段々心当たりが出てきた。





「ねぇ、この道ってもしかして……」




「やっぱそうだよな…」




隣に座っていた白布くんと喋ってると、やっぱり心当たりのある駅で降ろされ、予想通りの場所へ辿り着いた。







「はい、到着!」






「途中から何となく気づいたけどやっぱりここだったか……」





瀬見さんはそう言って目の前の建物を苦笑しながら見上げた。





私たちが天童さんに連れて行かれたのは、あの鉄壁で有名な伊達工。






「でも何で伊達工に連れてきたんだ?」





山形さんの言葉に皆が頷くと、天童さんはニコニコしながら言った。





「Aチャンの壊されたブレスレット、伊達工の奴らならどうにかできるかな〜って思って!!一か八かで来てみたんだヨ!」





予想外の言葉に驚いた。




もう諦めるしかないと思ってたから。





「天童さん……ありがとうございます!」





「まぁ、まだ直せるか分からないけどネ!お父さんから貰った大切な物なんだし、直せるなら直した方が良いよね〜。」





天童さんの気遣いに感動していると、受け付けを済ませた若くんが戻ってきた。





「バレー部の連中はこれから部活だそうだ。今日は午前で授業が終わるらしい。」





「そーそー!だからこの時間を狙って来たってワケ!早速行くヨ!」






そう言うと天童さんは再び私たちの背中を押してバレー部の人たちがいる体育館へ向かった。

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りある(プロフ) - 花蝶霞☆奏音さん» そう言って頂けて嬉しいです(;A;)ありがとうございます! (2021年2月8日 0時) (レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)
花蝶霞☆奏音(プロフ) - あっ....あ........滅茶苦茶好みで好きです。展開とか全てがもう... (2021年2月7日 5時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - ハイキュー!!さん» ありがとうございます!!個人的にあまり上手く文が書けなかったのでそう言って頂けて嬉しいです(^^) (2021年2月4日 23時) (レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - 面白かったです! (2021年2月4日 23時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - 善さん» コメントありがとうございます(^-^)ここから稲荷崎の方でも事態が解決の方へ動いて行くので楽しみにしててくださったら嬉しいです! (2021年1月17日 15時) (レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りある x他1人 | 作成日時:2021年1月11日 12時

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