保護者役、任されてます。【二口堅治】

40. 親睦会 ページ42

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お風呂から上がるとにろちゃんたちに呼ばれたので舞ちゃんと男子部屋に行くと、そこには白鳥沢のメンバーもいた。





どうやら、親睦会的な事をするらしい。






改めて1人ずつ自己紹介をして、そこからみんなで雑談したりゲームをしていくうちに白鳥沢のメンバーとも仲良くなれた。






｢ちょ、瀬見さん何なんスかその服wwwww｣





｢この前丁度良いのがあって買ったんだよ！どうだ？良いだろ〜。｣





｢いやクソダサいっすよwww｣





｢はぁ！？お前までそんな事言うのか二口！｣





｢気にしないで〜！英太くんの服がアレなのはいつもの事だからネ！｣





｢アレって何だよアレって！｣







そこからは瀬見先輩の服がダサいという話題で大盛り上がりで、他にもおじいちゃんの面白いエピソードを聞かれたりとか色んなことをみんなで喋った。






｢そういえば、白鳥沢って何でマネージャーいないんですか？｣





舞ちゃんの質問に白鳥沢の人達は顔を見合わせて少し苦笑いをした。




え、何、そんなにアレな理由があるの？






｢最初は募集してたんだけど、選手目当てで仕事をしない奴ばかりがマネージャーに立候補してきてな…それでキレた監督がマネージャーの募集を禁止にしたんだよ。｣






獅音先輩の言葉に私たちはあ〜ね…ってすぐ納得した。




そうか、うちの学校はそもそも男子ばっかりだからそういう事無いけど白鳥沢は普通に女子も沢山いるもんね…





それに白鳥沢のメンバーはみんな顔も整ってるし、おまけにウシワカがいるんだから女の子は放っておかないか。





｢白鳥沢も大変だね〜…ふぁぁ……ねむ…｣





｢そろそろ寝るか？寝るなら部屋まで送るけど。｣





隣にいたにろちゃんがそう言ってくれたので私は明日に備えて寝ることにした。





舞ちゃんも寝るらしく、その場に残ってたみんなにバイバイして自分の部屋へ戻った。





｢にろちゃんおやすみ〜。｣





｢ん、おやすみ。｣




部屋まで送ってくれたにろちゃんともバイバイして、私は目覚まし時計を5つセットして目を閉じた。

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