おなじいたみ。 ページ15
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紗「じゃあこれから会うの？」
A「うん、そのつもり」
紗「ちゃんと二宮さんには伝えてあるんでしょ？」
A「うん、大丈夫！」
紗「じゃあ安心だね、いってらっしゃい」
仕事終わりかえる支度をしてる紗矢に見送られて
会議室に向かう
蓮くんはこのあとも仕事があるみたいだから
会議で使っていない部屋を待ち合わせ場所にした
A「よし…、」
深呼吸をしてトントン、とノックをする
蓮「はい。」
中から凛とした連くんの声
ゆっくりとドアを開けた
A「蓮くん、お待たせ。」
蓮「大丈夫です」
A「ごめんね、仕事残ってるのに…」
大きな窓があるのが特徴のこの会議室
外には大粒の雨が降っている
その窓にもたれかかるようにして立ってる蓮くんと向き合った
見上げる顔に緊張の色が浮かぶ
A「蓮くん、あのね＿＿＿＿」
蓮「はい。」
A「この前の告白の返事なんだけど…」
蓮「………はい、」
頭に何度も描いたセリフを
丁寧になぞった
A「＿＿＿＿＿私、結婚するの」
蓮くんの目に明らかな動揺が浮かぶ
ここで私がひるんじゃだめ
A「……今お付き合いしてる人と。」
蓮「二宮さん、ですよね」
A「…うん」
蓮「やっぱ昨日言ってた指輪って結婚指輪のことだったんですね」
A「そう…、驚かせてごめんね」
下をむいてしまいそうになるのをぐっとこらえる
A「だからね、蓮くん＿＿＿＿「だからって諦めきれません」
言おうとした言葉を飲みこむ
辛そうな蓮くんの表情が目に映った
蓮「Aさんが結婚しても…たぶん、気持ちは変わりません」
どっくん、と胸が跳ねる
こんなにも素直な言葉がこれ以上あるかな
A「私は…蓮くんの気持ちには応えられません」
それでも私は
私が好きなのはたった一人だけだから
A「それは…蓮くんがどんなに頑張ってくれても、変わりません」
蓮「……っ。」
きっと今 蓮くんは
昔の私と同じ痛みを抱えてる
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琉叶(プロフ) - 玉ちこさん» コメ返遅くなってしまって申し訳ないです(>_<)リクエスト承りました！必ずお話にしたいと思います！形になるのはもう第１１章になりますが必ずお話にいたしますのでお待ちいただければと思います！またのコメント心からお待ちしておりますね(^O^) (2014年4月14日 19時) (
レス) id: ca1ab3a12f (このIDを非表示/違反報告)
玉ちこ(プロフ) - 琉叶さん» いやいや、忙しくないですよ〜笑ねこぬるは本当に私の息抜きの場です(*^^*)リクエストいいんですか？！私は和さんが料理を作っているところをみたいです…///図々しくてすいません汗 (2014年4月10日 0時) (レス) id: 7267e837b0 (このIDを非表示/違反報告)
琉叶(プロフ) - ゆりさん» そうなんですね！作者にとってはありがたい、というか思う壺のシステムですね笑 殿堂入りできたのも、ゆり様をはじめとする心優しい読者様のおかげです(>_<)これからもみなさんの心に残るお話を書きたいと思います♪コメント、本当に励みになっております！！ (2014年4月10日 0時) (レス) id: ca1ab3a12f (このIDを非表示/違反報告)
琉叶(プロフ) - 玉ちこさん» お返事すぐにいただけて本当に嬉しいです/// ありがとうございます！玉ちこ様もお忙しいのではありませんか？「ねこぬる」が少しでも玉ちこ様の息抜きの場所になればと思っております！リクエストなどありましたら気軽にお教えくださいね♪いつも応援励みになってます! (2014年4月9日 23時) (レス) id: ca1ab3a12f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 琉叶さん» コメするとその章の一話目のページに戻るんですよ、だからいっつもコメするとずっと読んじゃって、結局その日更新分の最後まで読んじゃうのが私のいつものパターンです(笑)お星様の翔さんカラー、おめでとうございます(*^O^*)赤になっててなんだか私も嬉しかった！ (2014年4月9日 23時) (レス) id: cf39bd22da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉叶
x他1人 | 作成日時：2014年2月9日 16時
