【stpr】桃宮家の日常２

第三十八話　あまりもの ページ19

Aside




台所に立ち、手を洗う。



洗い終えると、冷蔵庫からカレーの入ったタッパーを取り出す。



そして、棚からとある粉を。



その粉は、便利なホットケーキミックス。



万能過ぎる粉である。



もちもち生地にカレーを包み込んで蒸すだけ。



かんたーん！



蓋を開けると、カレーの良い匂いがする。



嗅ぎつけてきたのか、いつの間にか桃花が隣につま先立ちで立っていた。



桃花「いいにおい！」



『ふふ、食べよっか』



桃花「わーい！」



お皿を出し、カレーまんをお皿に盛り付けて、食卓へと運ぶ。



『桃花には熱いと思うから、冷まして食べよっか』



桃花「はーい！」



さ「家でも作れるんだ」



『すごーく簡単だよ(*´∀｀)』



桃花「たべよー！」



『じゃあ、手を合わせましょう』



桃花「はい！」



さ「いただきます」



桃花「『いただきます』」



口へとカレーまんを運ぶ。



かじると、ふわっふわでカレーもおいしく、とても美味だった。



桃花「おいひー！」



『おいしいね〜』



さ「うっま！」



好評で良かった。



また作ってみようかな〜♪

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