72詫びを入れに来た ページ22
�猩佑咾鯑�れに来た��
死柄木弔は私にそう言った。
私は周りを見渡し誰もいないことを確認する。
「…もしかして…水族館でのこと？
やっぱりあなたの仕業だったんだ…
酷いよ、頑張って誘えよって言ってたくせに
あんな形で邪魔するなんて」
「違う…その事だけどその事じゃない。
荼毘がお前に手を出したことについての詫びだ」
「…何が違うの…」
「俺は手は出すなと言っていた。
勝手をしたのは荼毘の方さ」
「………」
「………だから謝るよ」
「………」
謝るって…なんで？
謝ってどうするの？
彼の考えていることはほんと分からない。
分からない…分からないけど…
「…許すから…その代わりお願いがある」
「……何」
「…勝己には…雄英には…手を出さないで」
「…他のお願いなら聞いてやるよ…」
「なっ…」
即答っ…こ、こいつぅ〜っ！！
死柄木がちょっとでも話のできる相手だと思った
私が馬鹿だった！！
「っ…知らないっ！！」
「…おいおい、まてよA、
いつもそうやって逃げるな、傷つくだろう」
私が通り過ぎようとすると、死柄木に腕を掴まれ
引き止められた。
一瞬で血の気が引いた。
腕を掴まれた…死柄木弔の個性は…
一瞬、身体が崩れていく場面が頭をよぎった。
「…なんだよその顔…」
「っ…」
だけど、実際は死柄木の五指は私に触れていなかった。
フードと髪の隙間から微かに光る死柄木の瞳。
何かをされたわけでもなく、私はその場から
動けなくなってしまった。
「…っ……」
恐怖で目をぐっと閉じた瞬間、
ふいに、私の名を呼ぶ声が聞こえた。
「…A…」
「！！」
私と死柄木弔は声のするほうを振り返る。
聞き覚えのある声。
さっき分かれて学校へ向かったはずの轟くんだった。
「と、轟くん……なんで…」
「…忘れ物を思い出して……誰だ…そいつ…
！！」
轟くんと死柄木の目が合った。
「…お前は…USJん時の！！」
「…雄英生……」
死柄木はにたぁっと不敵な笑みを浮かべる。
「っ…A…手を離せ…」
「おっと、変な真似するなよ…今この状況、
どうゆうことがわかるだろう…雄英生は
優秀だもんなぁ？」
私の腕を掴んだまま上にあげ、轟くんに見せた。
「っ…」
「と、轟くん…」
どうしよう…私が人質に取られたら…轟くんは
何も出来ない…
どうしよう…どうしたら………
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まゆりぽ - 爆豪勝己の初恋２の38ページがめちゃくちゃ良かったです！第３段目、楽しみにしています！ (2022年12月31日 20時) (
レス) @page38 id: 12731aff21 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - 何でこんないい作品に出会わなかったのだろう・・・全部見たけど終始ニヤニヤ止まらんかったわ！ (2021年9月26日 15時) (レス) @page36 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - ユイさん» ありがとうございます(´；ω；｀)そう言っていただけて嬉しいです(´；ω；｀)次回も頑張ります(´；ω；｀)b (2018年8月24日 8時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 胡瓜さん» 寂しいだなんて…ありがたきお言葉…(´；ω；｀)次回作も頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年8月24日 8時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 涙うさぎさん» この小説でわたしも爆豪大好きなりました。笑(´∀`) (2018年8月24日 8時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年7月26日 0時
