39相崎真昼 ページ39
学校につくと、真っ先に春紀が心配そうな顔で
挨拶してきた。
「ニュースみた？」
「あ、う、うん…Aと爆豪くんの事だよね…」
今朝、水族館でのことがニュースになっていた
のをケータイで知った
顔は写っていないけど、春紀には分かったみたい
私が当事者だってこと…
「気使わないで！
嫌なことばっかでもなかったから…それに…」
「…それに？何かあった？」
春紀にはずっと話を聞いてもらってたから
…勝己に好きだって言われたこと、話さないと
「……わ、わたし、実は勝己に…ーー」
「おはよう！A！」
「……ん？」
話そうと思ったけど、急にクラスメイトの女の子
が私たちの前にやってきて挨拶をしてきた
しかも…名指し？横目で春紀を見ると
キレそうなってる……名前は確か…
「えと、相崎真昼(あいざきまひる)ちゃん？
お、おはよう！なに？私に何か用？」
相崎真昼、クラス一、いや、学校1位、2位を
争うほどの美少女。栗色のロングヘアで
お人形さんみたいな顔をしている
あまり仲良くはない…。
「勝己って、爆豪くんのこと？あの雄英の？？」
「！！」
な、まずい、聞かれてた？わたしが勝己と
幼馴染なのは秘密なのにっ…
「そ、そんなこと言ってないよ！聞き間違い
じゃないかな！！あはは！」
「……」
「…この前も校門前に爆豪勝己くん立ってたよね」
「あ、あれは、たまたま！ほんと
たまたま用事があっただけでっ…」
「えー！やっぱり待ち合わせしてたんだぁ！
だってまひる待ち合わせしてたなんて
ゆってないよね？なに？なんで仲いいの？」
「……」
な、なんだこの小娘ぇっ…！！
初めて話すけど超ぶりっ子キャラ…まじ
馬の骨が合わん、お引き取り願いたい今すぐに。
「あの…何が言いたいの？？」
怒りを抑えて笑顔を作った
「あのね…実はまひる…」
「……」
「爆豪勝己のことが本気で好きなの！だから
まひるに紹介して！爆豪勝己くんのこと！！ね！」
「………え？」
「………」
わたしはまひるちゃんに両手を掴まれた
そ、そんな目をハートにして言われても…
てゆうか、まあ勝己のこと好き女の子なんて
山のようにいると思うけど…
それにしてもなんか、こう、熱意が…
「…ね？いいでしょ？A〜？」
「……あ…えと」
いやいや、なんで私勝己と友達なの
認めちゃってるの…
しかもこんなの普通に断るし…
普通に…
「あ…う、うん…」
普通に……
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
