03死柄木弔 ページ3
「はぁ…なんで気づいたんだよ」
うしろから全身黒ずくめでフードを深くかぶっている男が現れた
死柄木弔
雄英高校を襲撃した常習犯、
ヒーローの敵だ。
「…あれ、あんた学校こっちじゃないだろ、どこいくんだよサボり？」
死柄木弔は私の肩に腕をまわし親しげにマイペースな口調で話しかける
「…ち、ちかい…触らないでよ…あなたがコソコソ付いてくるから行けるわけないでしょ…」
「…なんだよその言い方…せっかく会いに来てやったのに」
「……っ…離して…」
「…つまらないなぁ」
そう言って私からぱっと離れる
…不意に見える赤く光る瞳にゾッとする…彼が放つ異様な空気に、気が呑まれそうになる
「…�狹�え�畚个靴拭�」
「……なんの…こと…」
再びゆっくり近ずいてきて、ポンッと私の頭に手を置き優しく撫でた。そして死柄木の手は私の頬まで降りてくるーーー指を1本だけ離したまま…
「…ばーか、分かってるくせに…」
「……私の答えは変わらない…」
「…アンタの�犖沈��疝澆靴い鵑世茲諭帖�
「…私の話聞いてるのっ…
変わらないって…ゆってる！！」
勢いよく死柄木の手を思い切り振り払った
「……気ぃ強いねほんと、ま、そうゆう所も気に入ってんだけどね…」
「…何度も言わせないで……わたしに個性なんてない…無個性なの…だから学校も…個性のない学生が集まるところを選んだ……」
「……まぁいいや…とぼけてるだけだろう、いつものことだし俺は気にしないけど…」
「…っ…今すぐヒーローに連絡する！！
あなたなんかっ…ヒーローがっ…オールマイトがっ……！！」
わたしは震える手で携帯を出した
「…おいおい…やめとけよ…分かってるだろう…」
「……っはぁ…はぁ…」
「…さっきの…あんたのお友達2人…たしかUSJにいたオールマイトの生徒だろう…」
「…っ」
死柄木のかすかに見える口角がニヤッと上に上がっているのが見えた
ヒーローを呼ぶ…オールマイトさえ…来てくれれば…こんなやつっ…ーーー
「…いつでも壊せるんだぜ…なぁ？A…」
「…！！！」
体が恐怖で硬直して動かない…
「…あんなガキども…やろうと思えば一瞬さ…」
「……」
「…まぁ個性がないんならないでも、もぉいいや
あんたのことは気に入ってんだ…また来るよ…A」
「……」
そう行って歩いていく死柄木弔の後ろ姿を…わたしはただ黙って見続けることしか出来なかった…
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
