41切島と爆豪 ページ41
「おっす爆豪！」
「……」
登校してきた爆豪に挨拶をする切島
しかし、切島のことを見向きもせず、黙々と
カバンから教材を取り出し机にしまう爆豪
「おい！無視すんなよ！！」
「…んだよ、朝からでけぇ声出すな」
「……どうしたんだよ…なんか元気ねぇな」
「……別に、んなことねーよ」
いつもと様子の違う爆豪を不振に思い、
こっそりと轟に耳打ちをした
「…おい轟、朝お前ら一緒に来てたよな、
なんかあったのかよ爆豪のやつ」
「さあな…でも、Aの様子はおかしかった」
「…え？」
「お前今朝のニュースみてねぇのか、
昨日水族館にヴィランが侵入して
雄英生と一緒にいた女子高生が襲われたって、
あれ、爆豪とAのことだろ」
「はぁ！？」
切島は爆豪を見た
(おいおいどうしたんだよ爆豪…その
元気なさげな後ろ姿はよォっ…)
「…あんまり踏み込みすぎない方がいいだろ、
ほら、キレるぞあいつ…っておい」
轟の忠告を無視して爆豪の元へ戻った切島
「爆豪ぉ！！」
大声で切島は爆豪の名を呼び、バンっと机に
両手をついた。
「…んだよ…朝からうっせぇつってんだ…」
「爆豪！昼飯付き合え！な！」
「ああ？んだよ急に！！」
「いいから！分かったな！」
「…はぁ？」
そんな話をしていると、相澤先生がいつもどうり
「おはよう」と言って教室に入ってきた
生徒達は黙って即座に席につく
「………」
爆豪は切島にちらっと目をやり、
はぁっと小さくため息をついた
･
そして、昼休憩…ーーー
爆豪と切島は誰もいない教室で昼ご飯を食べた
「…昨日は色々あったみてーだな」
「んだよ、やっぱその事か」
「何があったんだよ！
俺には話してくれたっていーだろ、なぁ？」
「………」
少しの沈黙のあと、爆豪は口を開き
水族館での出来事をすべて話した
「…ヴィランか、なんつーか、災難だったな
せっかくのデートだっつうのに」
「あぁ！？んなんじゃね…「轟が言ってたけど、
それでAのやつ、今朝様子がおかしかったのか」
「……」
「……ちがうのか？」
「……」
「おい…他にもなんかあったのかよ？」
「……あ、あいつに…」
「…え？」
「…き………」
「き…き？」
「…きっ…………」
「あーーーもう！！！んだよ！！
もったいぶらず言えよ！！らしくねぇ！！！」
「う、うっせぇなクソ！！あいつに好きだっ
つってキスしたんだよ！！！」
「…………………え？」
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
