５人での新生活【ARS】Part１ (ページ33)

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・和也side ページ33

最近、翔さんの精神状態が不安定なのは知ってた。

朝、リビングに行こうと思い

翔さんの部屋を通った時に泣き声が聞こえてきた。

俺でよければ、相談相手になってあげたい。

翔「ｸﾞｽｯ…ニノ？」

泣きながら俺を見上げる翔さんを見て

心が痛くなった。

和「私でよければ、話聞きますよ？」

翔「うん…

実はさ、最近ZEROで上手くいかなくて…

そのうちクビにされるんじゃないかって

すごく怖いんだよ…

俺のせいで2時間近く反省会もしてる…

どうすれば…ｸﾞｽｯ…いいんだろ…」

確かに最近、

帰ってくるのが3時とかすごく遅かった。

ここまで追い詰められてたなんて

全然気付かなかった。

翔さんは何でも責任を感じちゃう人だから

溜め込みやすい。

だから今回すんなり話してくれた事に対して

喜びと安心があった。

それで…俺の考えは…

和「そのままでいいんじゃないかな？」

翔「え？」

翔さんが求めてる答えなのかは分からない。

和「翔さんはよくやってますよ。

だって、噛むことなんて人間誰だってあるんだから

しょうがないよ。

失敗したっていい。

失敗するから人間は強くなれるんだよ？」

翔「ニノ…ありがとう。

今日頑張ってみる」

和「良かった。翔さんなら出来ますよ^^」

そして23時、みんなでZEROを見る。

今日の翔さんはとっても生き生きしていて

噛まずに生放送を終えた。

翔さん、頑張ったね。

翔さんが帰ってくるまで待ってた俺たち。

帰ってきた瞬間俺に飛びついてきた。

翔「ニノ！マジでありがとう！！！大好き！」

突然の告白に耳を真っ赤にしてると

雅「ヒューヒュー！」

潤「俺の翔さんだぞ！」

智「君たち結婚すれば？(´･∀･｀)」

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