だって君と××したい (ページ9)

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「！え、えっとロールのことだよね？」

「なんて言うかわかんないけど多分それ！」

少し食いぎみに答える岩本くん

なんか可愛い……

「まずは、お手拭きで指先を濡らして…右手で下から上に軽くすべらすの」

まずやってみなきゃわからない。

シャラシャラ……

「あれ…？」

「あ… あんまり力み過ぎないようにね！軽くでいいよー！」

「えっと、こう？」

ザーッ

「！私できるようになるまで結構時間かかたったよ！ほんの数分でできるのスゴい！！」

岩本くんスゴいよーー！なんて騒いでいると

岩本くんはキョトンと私のことを見ていた。

やばい……

「あっ、ごめ……」

ひとりではしゃぎ過ぎた…

なんて反省していると

「ふはっ、大げさ笑」

「！」

岩本くんはその大きな手で私の頭をわしゃわしゃ撫でた

え……

思わずうつむいていた顔を上げると

ﾄﾞｷｯ

クャクシャの可愛らしい顔で笑っていた。

「照ー写真とってー」

「いいよ」

岩本くんの手大きかったな…

なんて岩本くんが撫でたところを触ったりしてしばらく余韻に浸っていた。