先輩

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ZH｢A〜｣


『はい』


ZH｢資料早めに作っておいてね｣


『分かりました』







GV｢A大変だね、見た目バカそうなのに頭がいいの本当に謎だよ｣


『ギュビンも顔はいいのに小言が多いの本当に謎』


GV｢性格直せば完璧｣


『余計なお世話』






この委員会は生徒会の手助けみたいな役割を担っていて
みんな優秀な人が集められているらしい


ギュビンはこうみえて小さい頃から運動はもちろん 勉強も謎に出来たから選ばれたんだろう


私は中学生から頑張って勉強してきたからこの高校にも入学できたしこの委員会にも選ばれた


まあ"選ばれた"というより"押し付けられた"という方が合ってるけど






GV｢はーい帰るよ〜｣


『今日も一緒に帰るの？』


GV｢え何彼氏でもできたの？｣


『そうゆうわけではないけど』






ギュビンはイケメンなだけあって周りから注目される
でもこいつは

幼なじみだから登下校は一緒でしょ

と半ば強引に当たり前かのように言う



周りの女子からの目が痛いが同じクラスではないのが
唯一の救い




GV｢Aってほんと見る目ないよね｣


『そういうギュビンも見る目ないけどね』


GV｢俺は来るもの拒まずなだけ｣


『最低だね人としてどうなの』


GV｢でも高校入ってから改めたし｣


『最近まであの先輩可愛いだの、後輩がどうだのうるさかったでしょ』


GV｢それは、そのー｣


『言い訳はいいから』






GV｢...てかAはいつそのソジュン？って奴に話しかけるの｣


『話しかけないよ見てるだけでいい。あと先輩だから奴ってやめて』


GV｢Aは可愛いんだからもっといい人いると思うけどなー｣


『顔だけで選んじゃだめだよ』





世の中外見が9割とも言われる時代

外見だけで選んだら痛い目をみるということを

まだお子ちゃまのギュビンは知らないんだろうな

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