宿ゲット☆ ページ7
Aside
『ここが君の家?』
ドット「うん」
『おけ!じゃあ私はこれで……』
ドット「ま、待って!姉ちゃん達に会っていってよ」
『え?』
いやなんで??
私が頭の中でツッコミ(?)を入れていると、ドットくんの家のドアが開いた。
姉「ドット!どこ行ってたんだよ」
ドット「姉ちゃん」
『あ、この人が君のお姉様なのね』
かっこいい系の美人だな、オイ
姉「あ、ウチのドットが世話になりました」
『いえいえ。あ、ところで、ここら辺に宿ないですか?いろいろあって、家ないんですわ』
あとさっきからグリムがずっと腹鳴らしてるから早くツナ缶食べさせないと。
姉「あー、じゃあウチ来るか?」
『………えっ、いやいや!悪いですよ!ご迷惑をおかけするわけにはいかないですし!』
姉「いいって!なぁ?ドット」
ドット「う、うん!泊まっていってよ!あ、家がないなら、ずっとここで暮らしても……」
『そ、それはさすがに……』
姉「ほーら、入った入った」
『え、ちょ、あの、猫いるんですけど大丈夫ですか?』
姉「あぁ、ウチは全員大丈夫だ」
『そ、そうですか。なら良かったです』
そうして、私はほぼ強引にバレット家の義理の家族になったのであった。
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作者名:すっとこどっこい | 作成日時:2024年2月24日 0時