激甘注意報 ~Ren.N~

Story48 ページ48

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そんな廉くんの告白から早いもので3ヶ月。





今日待ち合わせをしたのは、大学内のテラスで。





廉くんから、さっき





『もうすぐ着くでー』





って連絡を貰って、スマホと睨み合いながら待ってると、急に聞こえてくる黄色い声たち。






視線を移すと、思った通り。






私の待っていた人がいて。






周りのどんな綺麗で可愛い女子もガン無視で、見向きもせずに、






更には物凄く眉間にシワを寄せて嫌な顔をして






こちらへやって来てて。






かと思えば、







『A！！』







目が会った瞬間、そんな顔が一瞬にして







優しくて可愛い微笑みに包まれて、手をブンブン振りながらやってくるんだから笑っちゃう。







『ごめんなぁ、待たせて』


「全然待ってないから大丈夫」







椅子に座って、頬ずえをつきながら、笑顔を向けてくる廉くん。







ほんとにその笑顔は、私にしか向けてこなくて。







特別感があって、それだけで幸せだなぁと思う。








『で？？俺、3ヶ月待ったで？？今日返事くれるんだよな？？』








そんなワクワクした瞳で見られると切り出しにくいというか…








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