さんじゅうに ページ32
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「じゃあここで」
廉と並んで歩いて駅へ着いた。
いろんな話をしてたらこんな時間になってしまった。
とは言っても6時半なんだけど。
夕飯の時間までに帰ってこないと夕飯さげられちゃうから、まぁ仕方なく。
『ごめんな?家まで送ってあげられなくて』
「全然!今日楽しかった!廉のこと知らないこと知れて良かった!」
『ほんまに内緒やからな?他の奴らに言ったらあかんからな』
何度も何度も釘を刺す廉にはいはいってあしらう。
言うわけないでしょ。
だって廉がそれほど隠したいこと、話してくれたんだよ?
特別って感じがして、それだけで頬が緩む。
『…寂しいな』
ボソッと呟かれた言葉にはっと顔を上げる。
『あ、じゃ、じゃあな、また学校で』
「うん…」
私もとはいえなかった。
廉が慌てたように私を送り出そうとするから。
手を振って、またねって言うと歩き出した。
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桜星(プロフ) - 珊瑚さん» コメントありがとうございます。一応やっております。 (2019年12月10日 9時) (レス) id: fc8d2d16d0 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚 - もう、占いツクールやって無いですか…? (2019年12月5日 14時) (レス) id: 38e9beaba9 (このIDを非表示/違反報告)
桜星(プロフ) - 心愛(ここあ)さん» コメントありがとうございます!そんなこと言っていただけてすごく嬉しいです泣これからもよろしくお願いします! (2016年12月12日 9時) (レス) id: 6d88ef1278 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(ここあ)(プロフ) - 桜星さんの廉くんのお話、大好きです(〃艸〃)廉くん、何か秘めてそうですね。これからの展開、どうなるんだろう…(〃艸〃)更新楽しみにしています(≧∀≦) (2016年12月12日 8時) (レス) id: a16b66c1d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜星(プロフ) - YUIさん» コメントありがとうございます!!最近作品を書くのが楽しくて、掛け持ちしちゃってます笑心配までしてくださって本当に感謝です!これからもよろしくお願いします! (2016年10月23日 21時) (レス) id: 6d88ef1278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜星 | 作成日時:2016年10月23日 18時