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岩「……はぁ〜〜、」


岩本さんは無表情だった目を柔らかくしたかと思うと、大袈裟なため息をつきながら私の肩に顔を埋めた。



『い、岩本さん?』


岩「ほんと小悪魔っていうか…そんなこと言ったら普通襲われるからね?」


「もう、」と可愛らしく口を尖らせて、岩本さんは私から離れて部屋の中に入っていった。



残された私は岩本さんの体の厚みや大きな手のひらを思い出し、熱くなった頬がなかなか元に戻らなかった。





.




『岩本さん、食べれないものとかありますか?』


岩「いや、特には無いよ…ほんとに作ってくれるんだ?」


『大したものは作れないですけどね』


ジャケットを脱いでエプロンを身につけてキッチンに立つと、ソファに腰掛けていた岩本さんがこちらにやってきた。


岩「何でも食べるよ。Aさんのご飯楽しみだな」


『…ん、はい』


そんなかっこいい顔で見ないでほしい…と内心叫んでいると、「ねえここで見ててもいい?」と声がかけられた。


視線を動かすとシンクのところまで移動した岩本さんと目があった。


『ええ、だめじゃないですけど…』


岩「けど?」


『…緊張して変な味付けになっちゃうかもです』


岩「んは笑 全然いいよ、俺も手伝うし」



にこにこと笑いながら岩本さんはワイシャツを腕まくりして、ちょこんと私の横に並んだ。

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めーちゃん(プロフ) - キュンキュンしました!続きも楽しみです! (2022年6月14日 8時) (レス) @page11 id: 7a7a55d0e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作成日時:2022年6月6日 18時

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