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そこそこ人のいる電車に揺られ、最寄りに着いたあとコンビニに寄る。
今日は食べなくてもいいかな、とヨーグルトだけ手に取って会計を済ませ、まだ肌寒い夜の街に出た。


誰もいないマンションまでの道を、コツコツとヒールの音を響かせて歩く。

まだ21時前だけど、人全然いないんだなあ。



すると、なんとなく背後から人の気配を感じた。

体がザワっと震えるものの後ろを振り向く勇気もなく、少しだけ早歩きに切り替えてみるが、私の歩くスピードに合わせている…ような気がする。

いやいや気のせい、と思って前を向くが、ザッザッという足音が付いてきている気がして、急ごうとする脚が焦りでもつれる。



「きゃっ」



ヒールでよろけて思わず膝と手をついてしまうと、後ろから急いでやってくる気配が近づいてきて、目を瞑った。



「大丈夫ですか?」



「…えっ」

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めーちゃん(プロフ) - キュンキュンしました!続きも楽しみです! (2022年6月14日 8時) (レス) @page11 id: 7a7a55d0e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作成日時:2022年6月6日 18時

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