destiny life (ページ44)

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『ハンビーン』

「おー来たか、おかえり」

扉を開けると出迎えてくれるハンビン。頭を優しく撫でながら私の腕を引いてくれる。
今日は久しぶりのウギョル撮影で、一応終わったあとにこの間約束した映画を見に行く予定。

『あれっ、なんか部屋綺麗にしてくれた？』

「ああ…あれっ、お前もしかして聞いてないの？」

少し不安そうな表情をするハンビン。
リビングはゲーム機も全部片付けられていて、綺麗に掃除してくれてたみたい

ピンポーン

「……来た。開けてこい」

ちょっと不吉な予感のするインターホン。恐る恐る玄関に行き扉を開けると

V「Aちゃーーん！！来ちゃった！」

『ぐえ…テヒョンおっぱ、なんで！？』

玄関の扉を開けるやいなや抱きついてきたのはテヒョンおっぱ。そしてその後ろにいたのは

『ジョングクまで……』

JK「ヌナの " 仮想 " 旦那さんを品定めしてやろうと思って」

仮想、というところを強調して言うジョングクは、いつもよりちょっと恐い。
そのまま2人はリビングに向かった。
リビングでは立ち尽くしたまま背筋を伸ばしてハンビンが待っていた

「こ、こんにちは！！iKONのリーダーのB.Iと申します…よろしくお願いします！！」

V「おー、まあ楽にしといてよ」

JK「ヌナ、変な物置いてないよね？いつものゲーム機は？」

思いっきり頭を下げて挨拶するハンビンの肩をぽん、と叩きドヤ顔のテヒョンおっぱに、隅から隅まで新居を見るジョングク。

『なんで2人で来たの』

せめてジンおっぱとか、ナムジュンおっぱとかいないと。この2人だけで来たら暴走しちゃうよー…

V「いーじゃん！Aに会いたかったんだから♪ところでハンビンくん」

「は、はい！」

V「僕iKONすごい好きなんだ～～！！だから嬉しい！！曲も全部作ってるんでしょ！？すごいね！！」

「あ…ありがとうございます…」

握手をしてにこにこ笑うテヒョンおっぱにその場の空気が少し和んだ。

『テヒョンおっぱ！ハンビンと仲良くしてねっ』

V「Aが言うなら仕方ないなぁ～！ブイヒョンって呼んでくれていいからねっ」

「ヒョン…ブイヒョン！！」

テヒョンおっぱはとってもフレンドリーだから、ハンビンとも仲良くなってくれると思ってた。ハンビンも目をキラキラさせながら喜んでいた

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