destiny life (ページ32)

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『よし、じゃあ…行ってくるね！』

JN「A、男の人に嫌なことされたら言う言葉みっつは？」

『えっと… " 嫌です " "ダメです " " 帰ってください "』

JN「よし！合格」

V「あーんAほんとに行っちゃうの…」

昨日ジンおっぱとユンギおっぱに叩き込まれた謎の言葉は今日使う時が来るのだろうか。
メンバーのみんなが玄関まできて手を振ってくれる。一番寂しそうなテヒョンたおっぱ抱きしめた後扉を閉めてマネおっぱが待つ車へ。車には軽くインタビューもあるみたいだから髪を整えながら降りる。

ジョングクはずっと不機嫌で、今日も姿を見せてくれなかった。
反抗期ってやつなのかな

「Aさん、お待ちしてました！ウギョルのプロデューサーとしてインタビューさせて頂きます」

『あ、ありがとうございます…よろしくお願いします』

車ではマネヒョンとウギョルのスタッフさんがスタンバっていて、いよいよ始まるんだな、という気分だった

「遂に今日旦那さんにお会い出来ますね！！お気持ちはいかがですか？」

『うーん……ほんとにメンバーとごく1部の人しか仲良い男の人っていないので、すごく緊張します』

「そうですよね、お相手の方もすごく緊張されてると思います」

『えー、どうかなあ。良い人だったらいいですね！』

ソウルに１人で来て、そこから培ったコミュ力でなんとか乗り越えられるはず。
私の知ってる人だったらいいなあ。ジフンとか、せめてジフンの仲良い人とか。

そのままインタビューを続けて30分。車は郊外のカフェの前で止まった

「では、ここが旦那さんとお会いする場所になりますので…中でお待ちください」

『あ、はい………』

車から降りてカフェに向かう足は少し震える。いつも傍にいてくれたメンバーのみんながいないと、こんなに緊張するし寂しくなるんだなあ

窓際の席に案内されて１人で座る。カメラマンさん達は少し離れていて本当に１人で来たみたい。
変に緊張してしまい指輪をくるくる触ったり、届いたミルクティーのストローをいじって時間を潰した

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