destiny life (ページ20)

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そこから色々な話をしてすっかりみんなと仲良くなり、みんなで私が作ったクッキーを囲んで食べる。13人もいるから一瞬で無くなっちゃいそうだけど。

DK「ところで、昔のウジヒョンってどんな感じだったの？」

SC「お！俺気になる！！」

T8「馬とゴリラが騒ぎ出したね」

にこにこと笑うディエイトくんとジュンくん、毒吐いてるけど楽しそう

『んー……いっつも傍にいてくれたよ！』

おぉーー！！！とか、ヒューヒュー！とか歓声が響く中、やめろって！と顔を赤らめるジフン。

『ずっと守るからーって言ってくれたし！ねージフン？』

そう言ってジフンの頭を撫でると更に歓声が。耐えられなくなったのか「A！やめろ！」って怒られた。

WN「ウジって男らしいよな」

SG「Aヌナより身長低いけどね」

DK「ヒョン気にしてるんだから！しーっ！！」

WZ「もう何も言わねえ。A、そろそろ行くぞ」

HS「ええ！もう行っちゃうの！？」

私の手を引いて練習室から出るジフン。名残惜しいがみんなに手を振って私も練習室を出た。

WZ「……ったく、恥ずかしいこと言いやがって！」

そう言いながらも私を引く腕は話さないジフンが可愛くて仕方なかった。

『いいじゃーん、昔のことなんだしさ！』

そう言うとジフンははぁ、とため息をついた。

WZ「昔のことだけどさ、」

事務所の裏口が開き、入ってきた道とは違うところに出る。人通りも少なく静かだった

ジフンは私の手を離し、私の前に立ってくるっと振り返った

WZ「今でもお前のことはずっと守りたいって思ってるよ？これから先もずっと」

『、、、、ジフン、』

WZ「……けど難しそうだな、だって、ほら」

そう言ってジフンは私の後ろを指さした。後ろを振り向くと

JK「Aヌナ、帰るよ」

『ジョングク、、？なんでここに、？』

JK「ヌナの事ならお見通しだよ。ジフンさん、俺のAヌナがお世話になりましたー、さ！行こう」

『え、あ、ジフン！！今日ありがとねー！！ばいばーい！！』

WZ「……俺の、って」

事務所が違うから、正直俺が邪魔をしてしまっているのかもしれない。
けど、やっぱり俺にはAが大切だし、守りたいんだ