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"好きだった"
「ぇ.....」
翔「最初の彼女にして欲しいってのは確かに罰ゲームだった。...その時は頃合いを見て別れるつもりだった」
やっぱり.....
ごめんと謝る彼を見て涙が込み上げる。...下を向いて下唇を噛んで堪える
翔「....でも。俺が離れたくないと思った」
その言葉に顔を上げると、顔が真っ赤な櫻井くんがいて、言葉が出ない
翔「初めて手を繋いだ時にはもう可愛くて。放課後一緒に帰るのが楽しみだった」
翔「櫻井くん！って俺に笑いかけてくれるAが.....可愛くてしょうがなかった」
「嘘だ...」
翔「嘘じゃねーよ」
「じゃあ、なんで....,...」
"付き合ってるわけねーじゃん"
「................」
...ダメだ 聞けない....
翔「..........何？」
「...ごめんなさい。信じられない...」
ごめんなさいともう一度謝って頭を下げる
もう怖くて上げられない
早く 帰って
翔「.....じゃあ、今は信じなくて良いから聞いて」
翔「俺。今もAが好きだよ」
え...,
思わず顔を上げる
櫻井くんは驚いた顔をしてて予想外だったみたい
でもすぐに真面目な顔に戻る
翔「...俺は別れたつもりなかったけど。Aの中で別れたことになってるならもう一度俺と付き合って欲しい」
「....何言ってるの...？からかいなら..「からかってない」
信じきれないけど、彼の眼は真剣そのものに見えて
拒絶しようとした私の決心がゆらぐ
そんな私の頭を抱えると自分の胸に引き寄せる
仄かなタバコの香り
翔「........戻ってきてよ..,.」
こんな時でも私の心臓はうるさい
......私はまだ櫻井くんが好きだと嫌でも思い知らされる
でも、
「ごめんなさい。....どうしても信じきれないの。」
胸を押して離れようとしたけどその手は私を離してくれなくて
翔「今は信じなくて良いよ。それで良いから、もし俺の事が嫌いじゃないなら側にいて.....」
私の頭を抱えていた手は腰に回って
ギュウッと力強く抱きしめられた
...惚れた弱みなのかな
気づいたら小さく頷いていた
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とも(プロフ) - こんばんは。初めまして。処女作から拝読させて頂きました。智くん担の私としては…智くんの一世一代の告白にキュンキュンしたけれど…ふられちゃって残念です。やっぱり10年越しの想いには敵わないですね。 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - つたない説明で申し訳ありません... (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みぃさん» こんばんは。コメントありがとうございます。この感想の私の名前が書いてある所に（プロフ）と書いてあると思います。そこからメッセージ送れると思います。よろしければやってみてください。後、青い鳥さんもやってますので...。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みくさん» こんばんは。えと、この前知ったのですが、この感想のとこの私の名前の隣に（プロフ）とあると思います。そこからメッセージ送れるみたいです！！もしよろしければやってみてください。遅くなりごめんなさい...泣 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。パスを聞きたかったのですが、コミュの行き方が分かりません。 (2020年4月29日 11時) (レス) id: 9502ffdda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ratchet | 作成日時：2019年11月26日 17時
