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翔「お疲れ様」
「...お疲れ様」
翔「店、少し歩くんだけど良いかな？」
「....高くない？」
翔「ふふん、着いてからのお楽しみ☆」
えーなんてはしゃぎながらお店に向かう
......はしゃいでないと私がもたない...
翔「着いたよ。」
案内されたのはこじんまりとした和食屋さん
半個室になっていて、カーテンで仕切られていた
掘り炬燵に対面で座り櫻井さんが注文していってくれる
翔「んじゃ、カンパーイ」
「かんぱーい」
お互い好きなお酒と飲み物で乾杯して、お料理を食べて...
翔「俺が前いた部署はもうほんっとバタバタでさー！」
「今も大変だよー笑」
翔「いやいや！今の部署は良いって！Aさんとか智くんとか、仕事できる人がいるし！」
「褒めても何も出ないから笑」
翔「えー？あはは」
会社での話や櫻井さんの前の部署での話も聞いた
お酒が回ってきたのか櫻井さんは饒舌だ
ひとしきり喋ってお互いに櫻井さんはお酒、私は烏龍茶を飲んで一息ついた時だった
翔「...そいやさあ...」
おつまみを食べながら櫻井さんの声が響く
「なに？」
翔「Aさんは今まで彼氏がいたことないって言ってたけど本当？」
さっきまでの声とは違う、少し低めのトーン
顎を引いて、少し上目遣いで私を見つめる
あれ、酔ってたんじゃない...の...？
ど、どう答えれば..
たとえ覚えてないとしても、なんでか「そうだよ」って言えなくて
「ああ、大野が言ってたやつ？もー、あいついっつもそんなこと言うんだよ？デリカシーないよねー」
なんとか話を逸らそうとした
けど
翔「....で？智くんの言ってたのは本当？」
櫻井さんは逃がしてくれない
無言でどう答えようか狼狽えている私に「Aさん？」と答えを急かす
...........
「.....うん、そうだね」
櫻井さんをジッと見つめて気付いたらそう言っていた
..,'そうだよ。櫻井くんとは...違うんだから...
さっきまでの楽しい雰囲気はどこかへ行ってしまった
涙がまた盛り上がってくるのを堪えながらジッと櫻井さんを見つめる
私の返答に、少し目を泳がせた櫻井さん
でも、それはすぐに無くなって
鋭い目で私を見た
翔「.....嘘つき」
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とも(プロフ) - こんばんは。初めまして。処女作から拝読させて頂きました。智くん担の私としては…智くんの一世一代の告白にキュンキュンしたけれど…ふられちゃって残念です。やっぱり10年越しの想いには敵わないですね。 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - つたない説明で申し訳ありません... (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みぃさん» こんばんは。コメントありがとうございます。この感想の私の名前が書いてある所に（プロフ）と書いてあると思います。そこからメッセージ送れると思います。よろしければやってみてください。後、青い鳥さんもやってますので...。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みくさん» こんばんは。えと、この前知ったのですが、この感想のとこの私の名前の隣に（プロフ）とあると思います。そこからメッセージ送れるみたいです！！もしよろしければやってみてください。遅くなりごめんなさい...泣 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。パスを聞きたかったのですが、コミュの行き方が分かりません。 (2020年4月29日 11時) (レス) id: 9502ffdda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ratchet | 作成日時：2019年11月26日 17時
