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翔「......」
茫然としてる櫻井くん
「.....ふざけないで。.....ここまで来て私のことからかって楽しい？....ふざけんな！！ふざけんな！！！」
もう悲鳴みたい
苦しい 喉の奥が渇く
落ちつけ ダメだよ
私の中で誰かが止めてる
翔「ちょっ...」
慌てて私を止めようと伸ばした手をまた振り払う
「触らないで！！」
翔「っ...」
「また！！何で櫻井くんがそんな悲しい顔するの？被害者は私でしょ！？...あ、違うか。こんな私と付き合わなきゃいけなくなった櫻井くんの方が被害者か。あははは」
翔「何言ってんの'？は？」
わけわからんって顔をしてる櫻井くんにさらに怒りが増す
「私の事好きみたいに、勘違いさせないでよ！！バカじゃん私！」
ハアハアと息を整えてる間に少しずつ熱が抜けていく
それと同時に今度は涙がぼろぼろ流れているのに気付いた
翔「落ちつけって！A！」
「.....彼氏でもないくせに！私の名前気安く呼ばないで！！」
翔「........」
いつから私は泣いてたのかな...
「....罰ゲームだったんでしょ？」
自分でも驚くくらい冷静な声
その一言に櫻井くんの目がこれでもかってくらい見開いた
....ほらね。図星だ
「...知らないと思った？...ごめんね。好きになって」
「彼氏とか勘違いしてごめん。はは」
笑ってみても、悲しいだけ
スウっと大きく息を吸ってしっかり櫻井くんを見た
櫻井くんは驚いたのか動揺してるのがよくわかる
「....帰って」
櫻井くんは私を見て何かを言おうとするけど、すぐに口を閉じた
グイグイとさっきは振り払った櫻井くんの腕を引っ張って玄関まで行く
「....これからは、同僚としてよろしくお願いします。....櫻井さん」
一礼して扉を閉めた
「...........」
扉に背を預けて止まらない涙を拭く事もなく流し続けた
高校の時は感じなかった、もの凄い喪失感
空っぽみたいだ....
しばらくすると身体が重くなって視界も歪む
ああ、ベッドまで行かなきゃ...
真っ暗になった視界
冷たい床の感触
閉めたはずの玄関の扉がガチャッと勢いよく開く音
私の記憶はここで途切れた
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とも(プロフ) - こんばんは。初めまして。処女作から拝読させて頂きました。智くん担の私としては…智くんの一世一代の告白にキュンキュンしたけれど…ふられちゃって残念です。やっぱり10年越しの想いには敵わないですね。 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - つたない説明で申し訳ありません... (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みぃさん» こんばんは。コメントありがとうございます。この感想の私の名前が書いてある所に（プロフ）と書いてあると思います。そこからメッセージ送れると思います。よろしければやってみてください。後、青い鳥さんもやってますので...。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みくさん» こんばんは。えと、この前知ったのですが、この感想のとこの私の名前の隣に（プロフ）とあると思います。そこからメッセージ送れるみたいです！！もしよろしければやってみてください。遅くなりごめんなさい...泣 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。パスを聞きたかったのですが、コミュの行き方が分かりません。 (2020年4月29日 11時) (レス) id: 9502ffdda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ratchet | 作成日時：2019年11月26日 17時
