検索窓
今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:11,466 hit

15:キルアくん ページ15

二次試験会場に着くと、ヒソカくんはレオリオくんを置きに行くと別れた。


サトツさんは……あ、居た。

いきなり感じ始めた視線を撒いてから話しかけ(暇つぶし)に行こうか、と足を出した所で
後ろからカワイイ声が聞こえてしまった。

キル「Aさん!どこにも居ねえから何かあったのかと思ったぜ」

視線は君か。

『心配してくれたのか?ありがとう』

キル「なっ、べ別にそんなんじゃねぇよ!」

わざわざ心配してくれるなんて、なんてカワイイ子なんだ。
おじさん嬉しくなっちゃうぞ…。

口に出せば確定で引かれる文を浮かべながら、慣れたようにキルアの頭を撫でる。

「子供扱いすんなよ」と口を尖らせるキルアだが、手を払い除けたりせずされるがままな辺り
嫌では無いのだろう。体は正直というやつか、カワイイな。

しばらく撫でているとキルアくんから口を開いた。


キル「さっきヒソカと話してたけど、何もされて無いよな?」

『?道案内してもらっただけだぞ』

キル「道案内!?アイツ絶対そういう事するタイプじゃねぇだろ!!
本当に大丈夫か、Aさん!?

何もされてないんだよな!!?」

『そんなにか?』
「そんなにだよ!!」

すごい形相で詰め寄られながら『焦っててカワイイな』と
今考える事かと問われそうな脳内をしながら、詰問し続けるキルアに
本当に何もされてないから大丈夫だとなだめると、Aの言う事は疑いたくないようで
不満げな顔をしながらも、納得したようだ。

キル「いや、まぁ、何も無かったなら
良いんだけど…」

「何かされたら、直ぐオレに言ってくれよ」

『頼もしいな。キルアくんも何かあったら教えてくれ。
手伝えることがあれば何でもするからな』

キル「分かってるよ」

そう言いながら、まだ何か不満なようで
カワイイ猫目を向けられるものの、A頭上には?(はてな)が浮かんでいる。


キル「あー、そろそろ"それ"辞めねえ?」

『それ?』


キル「な………よ…」


『キルアくん?』



キル「っ…名前だよ!!」

16:名前→←14:無駄話


ラッキーアイテム

ジンのハンターライセンス


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:HUNTER×HUNTER , 愛され , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

粗目少女_飴宮ざらめ(プロフ) - オンドゥル語だと…!?ア゙ディエナイ、ルソディクバッデドゥ!とまぁふざけましたが面白いです!トプ画もお上手で…!! (4月26日 10時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 快晴さん» わー!!ありがとうございます✨気長にお待ち下さい! (2月18日 10時) (レス) id: ca6b901030 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - めっちゃ大好きです🥰💗更新待ってます!!🥂✨ (2月10日 7時) (レス) id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よ、よ、4000hit!!!??ありがとうございます!!!ハート嬉しすぎるのでガンガンしちゃって下さい((ちまちま更新していきます!!! (12月25日 23時) (レス) id: ca6b901030 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 知らぬ間に3000hit超え!!!??ありがとうございます!!!最近更新出来てなくて申し訳ないです…頑張って進めて行きますので、お待ち下さい! (12月12日 14時) (レス) id: ca6b901030 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蓮(亀更新が当たり前) | 作成日時:2023年10月18日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。